【感想・ネタバレ】プリズンハーツ（１）のレビュー

駿河ヒカル

虐待、いじめ、大切な人の死――生まれて17年、不幸な毎日を送ってきた本田無我。絶望し、命を絶とうとした彼の前に、吉田桔梗と名乗る少女が現れる。彼女は、無我が"囚人"であり"死にたくなるほど不幸な人生"という刑罰を"魂"にプログラムされていると告げて…。 『進撃の巨人 悔いなき選択』の駿河ヒカルが描くプリズンブレイクストーリー!!

[匿名 · ★★★☆☆]

脱獄

母親からの虐待を受け続けてケースワーカーの世話になりながら成長した本田無我。
自分のことを気にかけてくれていた女の子も亡くなり不幸な目にあうことに嫌気がさしていた。
高校生になり命を絶とうとしていた無我の前に刑務官を名乗る女の子がやってきて衝撃的な事実を知らされる。
無我が今まで遭遇したいやなことは無我が犯罪者でありその刑事罰として身に起こっていたこと、無我が冤罪にかけられていること、身近な人間は一般人のふりをした刑務官の可能性が高いことを知り衝撃と怒りを覚えた無我。
自宅に戻ると虐待をしていた母親だと思っていた人間が刑務官であったことに憤りを感じ脱獄を決意。
桔梗によって脱獄に成功して自由に生きるリアムにも協力してもらいながら脱獄を成功させようとする。