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Posted by ブクログ
読書対象者は
3歳までの子に関わるみんな
(パパ、ママ、祖父母、保育園や幼稚園の先生)
3歳までの関わり方、よくある困りごとへの対処法
について書かれている。
母性とは何か、父性とは何かを教えてくれ
また読み直したいと思える1冊であった。
著者は、児童精神科医である佐々木正美先生
専門家が執筆した1冊であり、読みやすく非常におすすめである。
基本的な考え方は
子のきもちを最優先する
ということだと理解した。
以下はネタバレを含む感想となります。
・なぜ3歳なのか
P58:多くの心理研究にて
2歳ごろまでに愛情と信頼を抱き、
3歳ごろまでに心の基礎ができあがる
ことが分かっている。
※成長してから再度基礎作りに
取り組むのは大変な作業
・5つのこととは
ベースになる思いはいまこの子を幸せにして
あげようと思い心をかけること
そのための5つのこと
遊ぶ、あやす、見守る、待つ、笑う
※子の気持ちを最優先にすること
がベース
P6 :お父さんの役割
子育て以上に、お母さんのサポートをしてほしい
悩みを聞いたり、家事を代わりに担当してほしい
お母さんと子供が十分に触れ合えるように、
皿洗いや家事を担当する。★
P31:かまってばかりで火事が進まない
泣いているときは子供優先、
家事は後回し
P68:主役はママ、助演はパパ、祖父母
父性とは、明確な意思をもって、子供に
生き方を教えるという特性★
母性は
子供を包み込み、安心感を与える
P80:パパに必要なことは、ママの話を聞くこと
育児を物理的にてつっだうことよりも、コミュニケーションの方が、母親の負担を軽減していることが分かっている。★
P82:父性が必要になるのは2歳ごろから
母性は無条件に愛する
父性は文化を教える
文化を教えるとは「してよいこと、してはいけないこと」を教えていくこと。
この際、厳しさはいらない。
5つのこと
できてないかも。。と思ったときには再読し
考え方や対処法を修正したいと思う。
読みやすく、内容も自分に必要なことであるため★5
としている