【感想・ネタバレ】津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝のレビュー

あらすじ

和歌山出身の幕末~明治維新期の実業家・社会事業家・政治家、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)の残した数々の功績と事業理念・政治理念を、当時の動乱の社会背景とからめて描きだす、書き下ろしの史実ノンフィクション。東日本大震災で未曾有の巨大災害を受けたすべての日本人(殊に為政者や経営者)が範とすべき梧陵の確固たる態度と姿から、今こそ求められるリーダー像・カリスマ像、そして復興への道や施策も浮き彫りになる。

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Posted by ブクログ

70年もの昔僕が尋常小学校の時に修身で習った懐かしい稲村の火の庄屋さんの物語にであいて嬉しい 庄屋さんの名前は浜口さんスーパーでも売っているヤマサ醤油の1代目だというから縁があるのかな
 ところで修身の本に載っていた稲村の火は ラフカディオ・ハーンの リビング・ゴットから取ったようだ 主人公が庄屋の浜口五兵衛で津波の記も事実とだいぶ違っている 彼は引退して人生を楽しもうと渡米中ニューヨークで63歳で癌で客死した
 それにしても63年の生涯を精一杯生きてよい人生だったんだろうなあ
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2013年07月04日

Posted by ブクログ

明治維新前後のあまり有名ではないが、偉人の話。私財を投じて堤防を築いたり、学校を作ったり・・・と言うと普通は武士(しかも大体が藩主とか偉い人)がやるようなことを商人でありながら実行した人。このバイタリティと将来を見据えた行動力は計り知れないものがある。
ただ、関連する人たちの逸話がところどころ紹介されていたために、どうしても時間軸が前後することが多く、読んでいてとまどう。また、ところどころ引用が入るのだが中途半端に量が多くて読みづらい。著者の政治家についての小説が読みやすいのと比較して、ちょっと残念。

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2013年06月15日

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