【感想・ネタバレ】ライオンブックス 手塚治虫文庫全集(3)のレビュー

あらすじ

三つの夢を叶える契約を悪魔と交わし、立身出世を望んだ下級武士・一塁半里(いちるい・はんり)。魑魅魍魎が跋扈する幻想物語『百物語』の他、『月と狼たち』など傑作3編を収録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT62『ライオンブックス』2巻収録/MT65『ライオンブックス』5巻収録/MT179『ゴッドファーザーの息子』収録 <初出掲載>『百物語』 第1部 放浪編、第2部 恐山編、第3部 黄金編、第4部 下克上編 1971年7月26日号~10月25日号 「少年ジャンプ」掲載/『ブタのヘソのセレナーデ』 1971年5月24日号 「週刊少年ジャンプ」掲載/『月と狼たち』 1972年1月17日号 「週刊少年ジャンプ」掲載/『モモンガのムサ』 1971年11月22日号 「週刊少年ジャンプ」掲載

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Posted by ブクログ

手塚治虫版『ファウスト』の第2作。一塁半里(ファースト=ファウスト・ハインリヒ)から生まれ変わった不破臼人(ファウスト)の活躍と悪魔スダマの可愛らしさっぷり、そして物語構成の巧みさが相まって、隠れた名作です(別に隠れてもいないけれども)。

「あたし……、ご主人さまにメタメタにポーなの」スダマのこの一言は名言すぎます。

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2010年04月18日

Posted by ブクログ

「百物語」は、「ファウスト」を下敷きにしているそうです。
手塚 治虫、「ファウスト」好きだな。「ネオ・ファウスト」がたしか絶筆で、「ファウスト」っていうそのものずばりの話もありました。

悪魔に導かれてでも、なにかをなしたいという思いは、ものをつくる人には強いのかも。

で、この話、この巻で1番おもしろかったです。

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2011年02月23日

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