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Posted by ブクログ
ウイスキーの歴史から、スコッチ、アイラの説明から、熟成の過程を科学的に説明している。
いまだ不明なことが多い。
樽の成分は3種類しかないのに変化があるのは神秘的だという印象
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ウイスキーの味や香り成分がウイスキーの蒸留から貯蔵に至る過程においてどのように生まれるのか、について科学的な視点で丹念に説明した本。化学系の知識が無いと読み進めるのに非常に苦労するという、流石ブルーバックスという感じの骨太の内容でありました。
個人的には高校・大学で有機化学の勉強をしていて割と得意な分野のはずだったんだけど、知識的にすっかり忘れている事も多く、読み進めるのに結構苦労したのはここだけの秘密だ(笑)
あと、この本はウイスキー製造過程が終わるまでの話が書いてあるけど、バーで飲む際にグラスの中で時間経過によって味・香りが変わる件や、自分でボトルを買った際に数ヶ月おいておくと明らかに味・香りが変わる件についても、言及して欲しかったな、と思ったりもした。
Posted by ブクログ
ウイスキーの素晴らしい様々な面を丹精込めて書き記したという感じの著作だ.5大ウイスキーの中にジャパンが入っているということは誇らしい.工程の99%を占める貯蔵でウイスキーが出来上がる由だが,どうして熟成が進むのかについてまだわかっていないことがある というのも面白い.説明の中でオートファジーが出てきたのには驚いた.甘味,苦味,酸味,塩味,旨味の基本味に加えて,ウイスキーでは辛みと渋み,さらにアルコールの味が重要な役割をしている由.これからウイスキーも飲んでみたくなった.
Posted by ブクログ
2018/3/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2019/7/27〜8/5
ウイスキーの銘柄の本は読んだことがあるが、製法や熟成過程を科学的に分析した本は初めて。日本酒もそうだけど、やっぱり奥が深いや。味わって飲もう。
Posted by ブクログ
第二部ウイスキーの少年時代が面白かった。第三部熟成の科学から化学用語が出てきてついていけなくなっていったが。5つの基本味と捕捉されない味の粘膜刺激での受け取りが面白い。辛み渋みアルコールの味は味覚で捕捉されないらしい。エタノールは甘みと苦味が応答し、粘膜刺激では辛みとして受け取られるらしい。こう聞くとウイスキー飲んだ時のピリッと感や、あるいは反転してまろやかさの説明がしやすくなって良かったと思う。
Posted by ブクログ
ウイスキーの歴史やおいしさの秘密について知れる本でした。
ウイスキーは主に5カ国でしか製造されておらず、日本はそのうちの1カ国であることを初めて知った。
ウイスキーが貯蔵されている間に起こっているであろうメカニズムを分子レベルの視点で解き明かしているところが面白かったです。化学の知識がある人が読むとすごく納得できるのかも。