あらすじ
古本屋と一口に言ってもタイプは色々。老舗、新興、ネット古書店。ある者は夢を追い、ある者は借金取りに追われる。商売が厳しくなる一方なのは皆同じ。目指すのは、面白くて金になること。面白くなければ大阪ではない。名物古書店の三代目が古地図を持ち出し、宝探しの号令をかけた。現状打開の一攫千金を狙って、若者、曲者、正直者の古本屋たちがそれぞれの特技を生かして、歴史に目を凝らし知恵を巡らせて動き出す。
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Posted by ブクログ
かつて文化の中心であった大阪だが、度々の大火により故書籍の層が」薄かった。そんな中出てきた古地図に宝探しの大騒動が幕を開ける。
豊臣の埋蔵金、古地図にからくり仕掛けの鍵とくれば、否応にも盛り上がって靴というものだが、お話のほうは中々盛り上がりを見せてくれない。天才ヤマ師でならした父親の店を継いだインテリ『啓太』と同級生の友人(?)『ムシカ』、されに憧れだった『理香子』の関係がなんともパッとしない。匂わせるだけで、本当に言いたいことはさっさと言え!といった感じ。それと同じ章の中でころころと視点となる人物が変わるのが読みずらかった。
結果金は出てくるのだけども、ブルドーザーでの解体中というのがロマンに遠かったなぁ。できれば和錠の鍵と狐の根付で開けてほしかった。