【感想・ネタバレ】片想いフィーバー（２）のレビュー

桑佳あさ

友弘(ともひろ)が片想いしていた前田(まえだ)先輩が卒業し、今度こそ自分に振り向いてほしい里沙(りさ)。毎日髪型を変えて、少しでも可愛く見られようとアピールするけど、友弘の本心は見えなくて…。だけど写真部で蛍を撮影に出かけた夜、友弘が里沙に、ある本音を明かして……!?｢ずっと好きだった、わたし毎日同じ人にひと目ぼれしてたんだ…｣。幼なじみたちの2550日の片想いラビリンス。ついにゴールへ!?な最終巻!!!

[ブクログ · ★★★★☆]

最終巻。表紙で結末はわかってたけど、振り向いたのはやっぱり友弘か…。里沙のブレない片想いだって切なくて、6年越しの恋が実って良かったと思うけど、友弘の気持ちを察して里沙の幸せのために背中を押す詩也がかっこよすぎて泣いた…。でも、よくわからないとか、結局勃つとか言うくせに、結婚とか、子供とか、老後のことまで、里沙が想ってた6年間よりずっと先の未来まで見てる友弘にはやられた。ずるい。