【感想・ネタバレ】メルヒェン ヴェルト（１）のレビュー

千代多みく郎

動力機械が発展し人間と獣人が共存するこの街で、美しき機械人形と噂されるアリス。彼女を狙う不埒な男たちに対抗するは、万能(仮)執事のトーマ! でも当のお嬢様は謎の男"帽子屋"を追い、自ら危険に飛び込んで……!? "アイスドール"とダメっこ執事の、せつないラブ&アクションファンタジー! ナルシスト貴族、クールな探偵、翼人の音楽家、義賊の縞々猫、脚本家･帽子屋と、アリスをめぐる男たちはイケメンばかり!

[ブクログ · ★★★☆☆]

“この世界には 不思議なことがあるものです
その人の手は なんだかとても冷たかったのですから"

表紙が気に入って、試し読みを読みにいって面白そうなので買った。
オートマタ執事と感情を表せないお嬢様。
彼が珍しいから、お嬢様が自分をオートマタに見せ立てて守ってるのかもと最初は考えたけど周囲の勘違いによるものみたいで。
アリスがいつトーマの正体を知ったのか気になるところ。
4話の雰囲気最高。

“「……何を勘違いしているのかわからんが
息苦しいも何も 私たちはふたりきりの家族だもの
おまえがいないと 私は……………さびしい…」