【感想・ネタバレ】終末のブルーモーメントのレビュー

千田浩之

「天気予報は100％当てることはできない。けれど少しでも100％に近づける努力をするのよ」
酸性雨が建物や人を溶かし始めた終末の世界では、予報のズレが生死を分かつ。
そんな極限の世界に生きる、天気予報士たちの奮闘を描いた日常漫画。
これを読めば、モヤモヤした心も晴れやかな気持ちになる（かも）！フルカラー同人誌が電子書籍で登場！

[たなか · ★★★★★]

続きが気になる

フルカラーでとても綺麗だった。世界観が決まっていてこの先が気になる内容だった。欲を言えばもう少しメインキャラクターが多いと共感できる部分も増えて世界観に没入して楽しめたかもしれない。

[kayichro510 · ★★★☆☆]

著者の意図である『絵本』『バンドデシネ』を目指したいという点はある程度成功してると思う。
正にカラーも含めた絵で魅せる異世界感は醸し出せてはいる。
だが、いかんせん同人誌という媒体であるため話的には導入部だけの短いものだし、一ヵ所でも一枚絵の見開きで圧倒するような外連味も足りない。
今後も話を膨らませるだけのページを用意できないようならば、せめて次巻以降では『絵』のみでの説得力に期待したい。