【感想・ネタバレ】しょくパンにんじゃのレビュー

苅田澄子 / モカ子

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平和なパンの村には、あんパン、カレーパン、クリームパンなどのいろんなパンがすんでいて、村のまんなかには、メロンパンとのさまのお城がたっている。「おーい、しょくパンにんじゃはおるか？」メロンパンとのさまが呼ぶと、しょくパンにんじゃはたたみのすきまから、「すっぽーん！」と、とびだしてきた。メロンパンとのさまは「となりのごはん村のごはんたちが、パン村をおそう計画があるらしいので、様子を探ってきてほしい」と、しょくパンにんじゃにたのんだ。すぐにごはん村にむかったしょくパンにんじゃ。「かわりみのじゅつ」で、白い顔にチョコクリームを塗って目立たないようにして、「すきまぬけのじゅつ」で、うすい体でほそいすきまもらくらく通る。そして、ついにごはん村のお城にしのびこんだしょくパンにんじゃは、ごはんたちのひそひそ話を聞いて……？ 「しょくパン」×「にんじゃ」のおもしろい忍術がたくさん登場するユーモア絵本！

[ブクログ · ★★★★☆]

パンむらのとなりは、ごはんむら。ごはんむらのごはんたちが、何かを企んでいるので、しょくパンにんじゃがだいかつやく。パンの特徴を活かした忍術が面白い。コミカルな絵と合っていて楽しめる内容です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

水に濡れるのが弱点だが、火にちょっとくらい焼かれても大丈夫wチョコクリームで闇に溶け込み、薄いからだで狭い所もなんのその。〈8まいぎり～〉の分身の術と〈あげみみパンしゅりけん〉でピンチを脱する。食パンの特徴が生かされた忍術がユニーク。
ごはん殿様を守る〈みそしるにんじゃ〉や他のキャラクターのアイデアも楽しい。
ごはん村がパン村に忍び込もうとしていた理由が可愛らしいな。
天晴れなしょくパンにんじゃの活躍に、3歳3ヶ月の息子は「カッコいいねぇ」と羨望の眼差し。