【感想・ネタバレ】愛されざかり～イジワル御曹司の目覚める独占欲～のレビュー

佐倉ミズキ

疲労により倒れた里桜は、自宅近くのクリニックに運ばれる。目覚めると、そこにいたのはクールな俺様院長・藤堂。御曹司である彼は里桜の住むマンションのオーナーで、隣の部屋に住んでいることが発覚！ 警戒する里桜だけど、自分にだけ見せる彼の裏腹な優しさに頑なだった心はとろとろに溶けていく。「俺のこと考えろ。俺を好きだって言えよ」――独占欲たっぷりに迫られ、気づけば陥落寸前で!?

[匿名 · ★★☆☆☆]

個人的には残念

途中まで燃え上がるようなストーリー展開でそれなりに楽しめていたんですが、他の男と一瞬付き合うところからおかしかった。更には後半気持ちが通じ合ってからくるトラブルに、あまりにもヒロインにできる事が少なさ過ぎて萎えました。ただ待つだけ、しかも待たなくていいとか言われてるしwそして連絡も途絶えていつの間にか5年経つとかwそして味方もいないしwヒロインから行動できる事が何もなさ過ぎて共感できる事が少なすぎた。ヒロインの成長も感じず、ヒーローに想われてるっていうエピソードもなく、ただただ残念の一言。しかも5年振りの再開で、ポッと出のキャラにヒロインがダメ出しくらって更に読者感情落とすし。本編後半の取ってつけたようなヒーローの父親の事情もヒーローだけで解決に向かうしヒロイン蚊帳の外w何がしたかったのかマジで謎。とにかく不完全燃焼だった。ヒロインの良さが何一つ評価できないし、そんなヒロインのどこが好きなのかも理解できなかった。