あらすじ
母親にして史上初の南極観測隊調理隊員となった渡貫淳子。平凡な主婦の料理と生き方を変えた南極での1年4ヵ月の挑戦を綴った初の著書!「悪魔のおにぎり」秘話&レシピあり.
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めっちゃ面白かった。最後の任務を終え南極を離れるシーンは泣きそうになった。いつかまた、行けたらいいですね、渡貫さん。こころからそう思います。
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☆なぜか寒い面接会場
☆お湯花火
☆電話は東京と内線
夢は見つけるものではなくて、出会うもののような気がします。だから無理に見つけなくても、出会えた時に全力でチャレンジできるスキルを少しずつ身につけておきたい。
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南極観測隊を、料理人と、女性の立場から書かれているエッセイです。
映画の南極料理人を見て決意した、というのに惹かれました。自分もあの映画はとても好きで、何度も見ています。南極でも意外とできることは多いこと、それでも不自由はつきものだし、お金を全く使わない生活というのも良し悪しなのかな、とちょっと思いました。(帰国中、帰国後の行動には驚きがあります)とても面白かったです。
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本屋さんで妻へのプレゼントを探してた時に、パッと目に入ってきて一目惚れして、そのまま自分用に買った本。2021年から読書を趣味にした私の、初めて手に取った本。私は、元料理人として、子育てと家事を頑張る元料理人の妻とも照らし合わせながら、本を読みました。日本で飲食に携わる事とはかけ離れている世界だけれども、日本で培ったことがないと出来ない南極調理隊。隊員の命を繋ぐ料理、心を甦らせる料理、料理人としてやりたい事と、その環境だからこそ出来ない事への葛藤など、リアルに書かれていてとても惹かれました。割と短いブロックでまとめられていてサクッと読めるので読み心地はとてもよかったです。個人的に印象に残ったお話は南極の話、ではなく、南極から帰った後の話。帰国後の話を目にすることはなかなか無いのと、思い描いていた世界とのギャップがあって驚愕しました。主婦や料理人だけでなくとも、様々な世代の方が読みやすい本だと思います。
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南極観測隊は基本的に南極で一年間を
過ごします。
その間、物資の補給はないです。つま
り料理人は一年ぶんのメニューを一回
の補給分から作り続けることになりま
す。
当然そこには、日本では考えられない
ような制約があり、料理人は日々悩む
ことになります。
そんな日々の葛藤や、南極越冬隊の
知られざるエピソードなどをさらっ
と紹介してくれる明るい一冊です。
あのローソンの「悪魔のおにぎり」は
ここからどのようにして生まれたのが
分かります。
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かあちゃんが調理隊員になる、というこの本をしらせ5002の売店で見つけて読んでみました。
しらせや南極観測隊は冒険家や研究者というすごい人たちが活躍しているから夢のような遠い世界の話と思っていました。でもこの本は主婦目線、調理師目線で書いてあるので、三児を持つ主婦の私には南極の世界にすごく親近感が湧き元気をもらえました。
とはいえ作者さんも面接に何度もトライしたり、元々体育会系で頑張ったり努力された上でのかあちゃん調理隊員。素晴らしい方です!!
通勤満員電車の中で読んでいましたが、荒れ狂う南極でも通勤地獄でも頑張って働いていることに変わりはないかも?と自分もブレイブな1人と密かに発見しました。
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いわゆる南極料理人的、様々な料理を振る舞う調理師の話しかと思いきや、昭和基地の掟に文化、娯楽に大ピンチ。と人間ドラマ盛り沢山で読み応えが抜群。
そして地味に嬉しい南極料理人レシピ。
『サンマの蒲焼ラーメン』
『簡単過ぎる炊き込みご飯』
『悪魔のおにぎり』
はチャレンジしてみようかなと思う。
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面白かった!!
映画「南極料理人」見てから南極に興味を持っていたが実際にこの映画に影響を受けて行った人がいるとはびっくり!!しかもお母さん!何歳からだって挑戦する姿はかっこいいし私もそんなお母さんになりたいなと思いました。
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「面白南極料理人」の女性版?
と思いつつ読み進める。
基本線は同じだが、「面白」程のインパクトは無い。
だが、女性ならではの問題点や視点、一般公募ゆえの失敗談など、「面白」にない良さもある。
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楽しくてあっという間に読み終わってしまった。
映画「南極料理人」はわたし自身大好きな映画でDVDを買って何度も何度も見ていた。その映画が作者の南極で働くきっかけになったことにも惹かれた。
気持ちが停滞している今、この本を読んで元気をもらえた。
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日常とはかけ離れた生活が面白い。
制限のある厳しい生活を豊かにする為、気を使うポイントや心の持ちようも南極生活ならではという感じで興味深かった。
面白い
南極での生活に興味があり、購入。月並みな感想ですが、自分では体験できない世界を垣間見ることができ、面白かったです。自分も新しいことへの挑戦を躊躇ってはいけないと思わせてくれる一冊です。
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主婦(調理師の資格をお持ちで調理の学校で先生をしていたこともある方)が南極観測隊の調理隊員になった!というお話。
著者は「悪魔のおにぎり」開発者だそうです。南極生活で生まれたものとは知りませんでした。この本の中にも、ゴミや廃水を減らす、限られた食材でバラエティ豊かに、と工夫されたメニューの紹介も結構あって面白いです。
南極観測隊(越冬隊員)に応募し合格するまで、合格してからの準備期間、実際に南極に赴任し仕事をこなす様子、南極でのトラブルや日々の出来事、南極から帰ってからの心境、といった話がそれぞれ読みやすいやさしい文体で過不足ないボリュームで語られています。
著者が家族に関して語る言葉や観測隊内での女性としての心構えといった話は少しイヤな空気を感じましたが、世代的なものかな…。
一切補給がない中で一年間何十人もの隊員の食事を作り、催しものにも対応、それだけでも大変そうなのに、基地の設営やメンテナンスで重機を操ったり、調査に同行したりと、想像以上にたくさんの仕事に関わっていらっしゃるようで、ある意味「なんでも屋さん」のように思いました。南極という物資も人も限られた環境で他の隊員も同じように自分の専門外のことをして、みんなで基地の生活・科学の発展を支えているのだなと想像してジーンときました。
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母親で、初めて調理隊員として南極に行った方の本。
・試験の話(必要なのは調理師免許と推薦状2通、毎年11月に公募、1次試験は書類、2次試験は面接)
・いくまでの流れ(2次試験通過→3日間健康診断→冬季訓練→夏季訓練→隊員室開き)
・持ち物(段ボール中サイズ10箱程度、体重+荷物で100kg)
など具体的な話がたくさんで面白かった。
調理隊員は2人で、交代制なので、自分が担当の日は、1人で30人分の料理を作る。30人分なら...と思いつつ、1年間食料をやりくりするの凄い...!!
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誰もが行ける場所ではないからこそ、実際に南極で約1年3
か月間生活した人の話を聞きたい、読みたい。
調理隊員は、なんと2人。途中の食材補給もなく、毎日、朝・昼・晩と30人のごはんを作る。
すごいなぁという一言。
でも、何よりも「南極廃人」の部分が心に残った。
ダンボール箱6個分のもので生活してきた後の、日本のものの多さやテレビの速さに「苦痛」を感じてしまったという。物欲からどうしても逃れられない私だけれど、こんなにものがあふれていることは、異常なことなのだと、しみじみと反省した。(でも、すぐにシンプルライフには行こうできないと思うけど…。)
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第57次南極観測隊に調理隊員として参加。その越冬隊員記録。
主婦として子育て真っ只中だった著者が、後悔はしたくないと挑戦すること3回目にして ようやく越冬隊員に選ばれる。
日本で想像していた越冬生活との違いも、細かく書かれており、期待以上だった。ウツウツとして思い悩むより、ぶつかってみることが大事なんだな。
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普通の一般人に近い方が記した、南極隊体験記。
視線が多分 我々に近く、リアルな情報や彼女の葛藤や感動など様々な思考が擬似体験出来て楽しかった。
盛り上がりに欠けていが、ノンフィクションだから仕方ない?プロの手で編集や校正して面白くできなかったの?写真入れたり?表紙かわいいのに、もったいな!
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題名に惹かれて読んでみたら悪魔のおにぎりの人だった
読みやすい文章だから中学生とかなら読めそう
南極での生活からレシピ、やりくりの方法とか主婦として参考になることも
知らず知らずのうちに自分で「母親だから」「母親なのに」とレッテルを貼っていたことに気づいた
私も自分のしたいことにちゃんと向き合って挑戦していきたい
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南極で働いたやたらよく泣く悪魔のおにぎりを作った方。
一年以上南極で働いていた。
父親が行くにしても母親が行くにしても
お子さんがいくつだったのかわからないけど、家族のためにやりたいことを我慢する必要はないし、
家族に理解を得て行っているし、他人に何がわかるのかといわれれば、反論できないけど学生みたいなので、寂しかったよなとはちょっと思った。南極廃人という言葉は初めて聞いた。また、行きたいものなのかあ。
南極でのかあちゃん感もないし
家族の話がそんなにあるわけでもないし
題名にかあちゃん必要だったんだろうか?
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安住アナの日曜天国に渡貫さんがゲスト出演されていて知った本
だいぶ簡潔で、読み足りないというのが正直な感想
生きるエネルギーのある人っているんだなあ
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毎年、南極の夏に自衛隊と一緒に隊員たちが現地入りして、交代式をして、1年間過ごす。
1年の任期を終えて、船が迎えにくるときは、国際信号旗で、むかえにきたよ、と知らせてくれるらしい。
帰国後の著者が、「南極ロス」みたいな甘優しいものではなくて、いろんな食べ物があって、その中から選ぶことができなくなったり、スーパーの総菜コーナーをみて、「時間が経ったら廃棄されてしまうんだろうな」と思ったという話はすごく実感がこもっていると思った。
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主婦でも南極へ行ける。何歳からでも性別も関係ない。夢は掴むもの。40代にして普通の主婦から南極料理人になった著者の南極エッセイ。読みやすい…のだが、南極の写真とか、もっとこう…南極に行くためのドタバタも見たかったかな。わりとあっさり南極に行ってしまってたから。南極では節約やら不自由やらでなかなか苦労したようだが、日本に帰ったら廃人になったとか物欲も無くなり断捨離したとかという話も面白いし、南極での非日常エピソードも良かった。憧れるなー南極。
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南極基地の調理隊員の話といえば、「南極料理人」を思い浮かべるが、この作者はまさに「映画版・南極料理人」に刺激を受け、南極を目指す気持ちが沸いたらしい。
私も、原作本も映画も両方楽しく読み、見たけれども、一度行ったら簡単には戻ってこれないところに踏み込む気持ちにはなれなかった。送り出す家族もどんな思いだったのだろうか。
南極での生活を、ことさらにドラマチックに描くわけではなく、比較的淡々と事実が綴られているという感じがドキュメンタリー映像のようで読みやすかった。
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南極という未知の世界での生活を垣間見ることができた。帰国後は南極廃人になってしまうというのが印象的だった。いかに日常生活とはかけ離れた濃厚で独特な生活かが伺える。過酷ながらもみんなが責任感とやりがいを持って仕事をしている。そんな人たちが集まっている職場はどんな感じなのか経験してみたいと思った。
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映画南極料理人を見た後、本屋で本書を見つけた。屋内外描写がわかりにくく、頭にその絵がなかなか浮かんでこなかった。よかったのは相方さんとのやりとり。大人だから隊員みな仲良しとはいかない微妙な距離感が描かれていた。
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女性の南極料理人の、南極へ行くまでの道のりから南極での生活が書かれたエッセイ。遠く離れた南極へ、それもまた女性は不利だと言われる状況で、南極へ行きたいという意志を最後まで貫く著者と、その夢を応援する家族に感動した。お母さんという立場でありながら、自分の夢を追いかける著者は現代の女性の鑑だと思った。ここまで、自分のやりたいことを突き詰めることのできる行動力を見習いたい。何歳になっても夢を追いかけることはできるのだと実感させてくれた本だった。
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さらっと読める本が読みたくて購入。
軽く読める内容だが、南極大陸の調査隊という非日常な仕事を日記的なエッセイを通し知れるのが良かった。
自分も一度くらいは非日常で缶詰な環境になってもいいなと憧れがよぎった作品でした。
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南極ものの本は、面白い。主婦が挑戦というのは、初めて。赤裸々に語られるプライベートな事実は、プライドが先に立つ男子には、書けないと思った。客観的事実もだが失敗した時の心の動きがリアルに表現されていて◎