【感想・ネタバレ】あやかし友人日記 巡る四季のたぬ奇譚のレビュー

あらすじ

かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼はある時、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。
山から出られぬ自分にとって、丁度良い暇つぶしだ。
そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに、いつしか“隣に誰かがいてくれる”日々が当たり前のものになっていき――。
これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

妖怪と人の話が大好きなので、2人のやり取りとか楽しく読みました。
団三郎さんや周りのみんなもいいひとばかりで三春も幸せそうでよかったです。

ただ最後がわかってはいましたが切ないです。
こればかりは仕方ないですがいつか、いつか違う形でもいいので再会を願ってやまないです。

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2020年06月17日

Posted by ブクログ

常に不幸を呼び寄せる三春と、三春には姿が見える妖怪の千狸との物語。

何百年も生きてる千狸にとって、ちょっとした暇つぶしのつもりで三春をからかおうと構ってたけど、想像以上の不幸っぷりに、だんだん仲良くなっていきます。
ほのぼの、たまにトラブル起きながら、時が流れる中で、友達のいない三春が少しずつ強くなっていき、千狸の過去の話も明らかに。

ほんわか日常ストーリーが多めですが、しっかり色々と謎が解け、ちゃんと物語として終わってくれます。

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2020年03月25日

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