【感想・ネタバレ】茜新地花屋散華 +余録のレビュー

あらすじ

遊郭の立ち並ぶ架空の町、茜新地を舞台に開高、深沢、埴谷という三者三様の人間の恋情とエロスの業を描いた壮絶なドラマ。『茜新地花屋散華』電子版未収録の「余録」と「あとがき」を完全収録。(※非BL(男女)描写が含まれます。)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

BL…BL?疑問符。
萌えがどうとかっていう問題じゃない気がする、もうここまでくると。21世紀に出た話なのに、まるで古書を読んでいるような感じ。いや、主人公の猫耳セーラー服コスプレとかはどう考えても現代だけども。でも作品中に終始漂うセピアがかった雰囲気は、どうにも幻想的で薄暗い。
うなぎの掴み取りの話はひどい(ブラックユーモア的な意味で)

0
2012年08月31日

Posted by ブクログ

この作品について語ろうとすると思うことが色々とありすぎて意味の通じる言葉で書ける気がしません。
とにかく愛してる!みんな幸せになりたい!!

0
2012年03月04日

Posted by ブクログ

ルネッサンス吉田さんが凄かった~。何が凄いって、心情の吐露を全部書いてしまっているところ。実はとてもシンプルな物語であると言うこと。開高と深沢と埴谷の物語であると言うこと。深沢が開高と成就できなかった関係性を、埴谷ときちんと恋愛したところ。
会社の休憩時間に2回に分けて読んだ。なるべく初読み時は全部の台詞・書き込みを読むつもりで読むのだが、これはところどころ申し訳ないがはしょった。はしょったので何度も読み返すつもりだ。
まだ頭の中に話の筋が入ってない。関係性は入っているのだが、物語の筋が消化出来てない。だから何度でも読み返すつもりだ。

0
2011年09月18日

Posted by ブクログ

思想が深い。
BLとかエロとか、そういうのは単に必要だっただけで、出来ることなら躊躇わずにより多く読んで貰いたい一冊。

0
2010年04月20日

Posted by ブクログ

漫画読むのにこんなに時間かかったの初めて。
でも飽きは来ず、どんどん読まされる何かがあった。
なんかわかんないけど結局は好きなんだろな私。

読んでて浮かんだ言葉は「表裏一体」でした。なんでだ。

0
2010年03月22日

Posted by ブクログ

異端で奇才!どっぷり引き込まれました。
見覚えのあるキャラクターに少しびっくりしちゃったけれど…。

0
2009年11月25日

Posted by ブクログ

ここまで感性の髄を抉られるマンガはそうそうないと思う。でも理屈っぽくてイタいので薦めるには人を選ぶ。個人的にはこの上なく好きだ。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

そこは花を売る街――。

それは最も文学的で、最も狂想的。

最も刹那的で、最も退廃的。最も情熱的、且つ官能的。

最も汚穢で――。最も純粋で――。最も愛しい物語――。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

まさか本当にコミックが出るとは思わなかった……。
いや、雑誌で連載してたから、いつかは出るだろうとは思ってたんですが、直前で延期になりましたー! とかありえそうだったので。
書店で見たときには足が止まりましたよ。

この人の作品は何年か前から二次創作で読んでいましたが、やっぱり好きだなぁと改めて思いました。
相変わらずすごい書き込み。文字の量が半端ないです。
加えて、表なんかも出てきちゃったので、読むのにすごく労力と時間がかかります。
最初はよく分からない部分もあるし。
でも、そんなところも夜中に読んでるとハッと「こういうことか!」と分かった気がします。
(分かった気でいるのかもしれませんが……)
そういうのが好きなところの一つかも。

今秋、短編集が発売される予定みたいなのでそちらも楽しみです。
短編だと「デレリツク」が面白かったなー。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

読み終わった後の心境たるや…。私が初めてルネッサンス吉田さんの作品を読んだ衝撃がこの本には詰まってました。

0
2012年08月27日

Posted by ブクログ

中二病ぶりたい人にはいいかも。

自分を好きじゃないあなたが好き、というのは往々にしてあり得るのかな、と妙に納得。

0
2012年08月20日

Posted by ブクログ

個人的には花屋の十三さんの懺悔の話。
・・・しばらく高校生三人とは思ってなかった・・・。

思ったより愛情ふかい話だった。思ったより優しかった。なのでダメージが大きくて二度と読めないこともなく、むしろ読み終わったときから読み返したり。

「鉄風、鋭くなって」だろうか。名前は文学者から取ったんだろうか
六花さんが美しかった。

0
2010年09月15日

Posted by ブクログ

圧倒的言葉の奔流。
漫画と小説の融合系のような作品でした。
好みは分かれそうですが、自分は好きです。というかとても好みでした。

萌えるかといわれると否でしたが、頭でぐちゃぐちゃ考えるのを全部紙面に吐き出した感じがとても鬱々としていて惹かれます。
ある程度知識量を持っていないと描けない話ではなかろうか。
どうでもいい呟きのコマに膨大な知識が詰まっています…。
文学的とも言えるかもしれない。

でも描いているものはあくまでも恋ですね。
恋。ほろ苦かった。

0
2010年09月13日

Posted by ブクログ

何と表現すれば良いのかわかりません。ルネッサンス吉田さんの著書は、商業誌に限らず、狂気のような、何か同じ空気を纏っているように思います。何度も読んで、人間関係や時間の流れが理解できるようになると、面白さが滲んで来るのでは?

0
2010年03月18日

Posted by ブクログ

なんでこの人の描く主人公はどの物語もけなげで愛おしいんだろう。そう思えてしまう。「甘えんじゃねえよ」同様、読む人を選ぶ作品だと思うので星4つ。

0
2010年03月17日

Posted by ブクログ

やはりというか、さすがというか、
昔のトラウマが戻ってくるのを覚悟して、恐る恐る手にした次第です

ある種の、大多数のBLコミックの流れからすれば『異端者』であり、
作者の内なる世界の深さ・広さはある種の『天才』であり

文学小説?そういったジャンルのものを読んでいるような感覚でした
BLコミックというよりも、コミックに止まっていないような、と申しますか
文学作品

個性的、という枠で終わっていない作者だと思います
むしろそれが所謂『普通』かもしれません

そして帯のフレーズにときめきを感じました


・・・・つまるところ、私の語彙力では説明がつかない世界です

久しぶり(というよりも、こんな長いレビューを書くのは初めてではなかろうか/すごく説明下手です/性分です)に
脳みそをフル稼働して説明してみたら、見事にこんな残念な結果です・・・

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

BL。

がっつりBLだけど嫌遠せずに読んで欲しいけどがっつりなので進め辛いけど鬼才だよルネッサンス吉田!!
絵柄は好みが分かれるところなのですが、そんなものどうでも良い。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ルネッサンス吉田さん、挑戦してみました

コレはきっとさらっと読んじゃいけない本なんだろうけどさらっと読んでしまいました
活字はすきですがマンガにここまでの活字は求めていなかったのでちょっとびっくり
思わず所々すっとばしました

とりあえず思ったのは店長と一緒にいる深沢より埴谷と一緒にいる深沢のほうがすき。かわいい。深沢も埴谷もかわいい

ちゃんと理解できたらとても深い話なんだろうなあ
集中力のある時にもっかい読み直します

0
2011年04月07日

Posted by ブクログ

怖い。お勧めしたいけどできないです、人を選ぶ。
・え、これハードカバー?と思うくらい分厚い
・故に高い
・しかもその半分(もっと?)がエロ。
・読み終わるのに3時間かかる精神が不安定になる圧倒的文章量。
・えろ過ぎて怖い。モザイクが小さいしべたべただし、怖い。
・のに読み終わるとまた読んでしまう無限ループ。

女の人2人が男2人のセックスを見ながら食事をしておしゃべりするシーンがあるんですが、エロの革命が起きたと思いました。
エロばっかり言ってますが、話も面白いです。
AはBが好きなので不特定多数とセックスをして、その後AはCを好きになるんですがCが好きなのでまた不特定多数と(略)
一言で言うと、付き合ってるのに片思い話です。

0
2009年10月04日

「BLマンガ」ランキング