【感想・ネタバレ】空をゆく巨人のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんかのラジオで題名聞いて、なんかおもしろそうだなあっと思っていたら、すっぴんでゲストにでられてたので、
あ、この人が書いた本かあっと、思って手に取る。
表紙がとても幻想的で美しい。
題名とあいまって、ちょっとファンタジーっぽいけど、ドキュメンタリーである。
2人のとんでもなくエネルギッシュで温かく魅力的な人物の関わりから紡がれるたくさんの物語。
いやあ、面白かった。
志賀さん、なにもの?
ライオンがガーガー言ってるみたい、とゆーのに笑った。
ハンググライダーの件はすっごくなるほどっとおもった。
人の期待に左右された決断はだめだ。
これ、肝に銘じるべし。
北京オリンピックの巨人足花火、さすが大陸中国、やることでかいなあっと思った覚えはあるんだが、あれが蔡さん演出だったとは。
つってもこれよむまでそーゆー人がいるとゆーことさえ知らんかったけど…。現代美術とかよーわからんし。
でも、これ読んだら、機会があれば彼の個展行きたいなあ
P354の光の梯子は本当に綺麗。
桜の巨大画も見てみたい。
いわきの回廊美術館も春に行きたいなあ。
そーゆーのあったらいいよね、から、本当に作ってしまうまでがすごい。なんかもう、凄いとしか言いようがない。多くの人が志賀さんに魅かれるのわかるなあ。
桜を植えることで怒りを鎮めている。
日本人は怒らない民族だというけれど、
怒り、はないわけじゃないんだよね。でも結局原子力発電はゼロにならなかったのはその怒りが奪われた人達のみのものだったこと、なのかもなあ。
震災後自粛モードだったエネルギー消費も結局戻って今も煌々としてる首都をみるとそう思える。
にしても、いわきチームがセットの美術作品。
なんかほんとかよっとツッコミをいれたくなるような出会いの連続の果てに続いているプロジェクトだけど、
ほんとなんだなあ。
明治の文豪時代みたい。
大変だけど楽しい、と、みなが懸命に美味しいもの一緒に食べつつ同じ時間を過ごす、ことの幸せをしみじみ感じる。素敵だ。

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2019年03月04日

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