【感想・ネタバレ】「ごきぶりホイホイ」生みの親 大塚正富のヒット塾 ゼロを100にのレビュー

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Posted by ブクログ

もともと大塚製薬は味の良い製品が多いと感じていた。共通するのはほのかな酸味。フルーツ味のカロリーメイト、ポカリ、ファイブミニ、エネルゲン。

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2019年05月31日

Posted by ブクログ

オロナミンCやごきぶりホイホイといったロングセラー商品を多く生み出した大塚正富氏の半生と功績を前半に、そして後半ではそのヒット誕生の裏側にある戦略をマーケティングの観点から解説を2部構成で書いた一冊。

前半ではオロナミンCやごきぶりホイホイなどの商品の誕生までの苦悩が本人や関係者の証言から書かれており、勉強になりました。
そのなかで正富氏が兄正士氏から受けた影響が強くあると感じました。
また、後半では2人の顧客やビジネスインサイトやJOB理論といったマーケティング思考と氏が開発した商品がどのように結びついているのかを39のパターンに区分して解説されており、こちらも大変勉強になりました。

そんな本書のなかでもオロナミンCの価格戦略と自信には感服し、ごきぶりホイホイやコバエがホイホイなど対象となる虫に対する飽くなき探究心には舌を巻きました。
あと、オロナミンCやごきぶりホイホイといったネーミングのセンスもヒットにつながる要因であると感じました。

視点を変え既存製品の欠点を見抜いてそこを解消する開発をすることによって顧客から圧倒的な支持を得て、アースノーマットやごきぶりホイホイなどが不動のロングセラー商品としての地位を築いていることが理解できました。
またEQや創造性というものが今後ますます商品開発において存在感が増すなかで、成功に向けて諦めずに挑戦することで道を拓いていくことができ、そのヒントが詰まった一冊だと感じました。

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2019年03月03日

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