【感想・ネタバレ】興國高校式Jリーガー育成メソッド ~いまだ全国出場経験のないサッカー部からなぜ毎年Jリーガーが生まれ続けるのか?~のレビュー

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Posted by ブクログ

興國高校の内野監督の存在は、
たまたま見たサッカー系のYoutubeで知ったのですが、
とてもロジカルで説得力があったので、
内野監督の書籍も手に取りました。
高校年代のサッカー育成者のプロの考えを垣間見ることができます。

基本的な内容は、Youtubeで聞いた内容とほぼ同じなのですが、
監督の考えがしっかりと一冊の本にまとまっているという点で、
この本はとても貴重です。

自分はあまりサッカーのことを詳しく知りませんが、
選手権はテレビで何度も見たことがありますし、
その選手権に出場したことがないのに、
プロを何名も輩出している興國高校の秘密が垣間見れます。
といっても、とてつもないトリックを使っている訳でもなく、
プロになった人にはそれなりの理由(ロジック)が
あったのだな、ということが良く分かりますし、
監督がしっかりとプロまでの構想を練っていることも理解できました。
高校のサッカー部監督って基本、高校の先生だと思うのですが、
著者の場合は監督になる前に、ビジネスの現場で働いていて、
ビジネス感覚があることも影響していそうです。
(実際に、著作の中でも触れられています。)

キャッチーなタイトルがついている本って、
内容がタイトルに負けていることも多いと思うのですが、
この本はタイトルに負けず、中身も充実した本で、
とてもおススメです。

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2023年04月28日

Posted by ブクログ

育成年代において大会で結果を残すことで選手を集めようとするチームや指導者さんが多いなか、選手育成の本質部分に取り組み続ける指導者さんの、思考や実践しているメソッドが描かれています。

選手の将来を優先して見据えた指導、世界サッカーの潮流を見極めたうえでの指導、自チームのブランド化などをユニークな方法で実践していく様子が本書でみられます。

また、著者は大会での成績を優先してしまうチームや指導者さんを単に批判するのではなく、そういったことにインセンティブが働いてしまう日本の育成年代における構造的問題を指摘しており、全国のサッカー指導者が読むべき1冊になっているのではないかと思います。

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2020年09月18日

Posted by ブクログ

身体を思い通りに動かす練習をする
生き残るのは変化に適応できる選手
集中力・完逐力・持久力
学校を軸に地域と連携した選手育成

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

「ボールコーディネート」
ボールの大きさや重さを頻繁に変えることで脳に異なる刺激を与える。技術習得のスピードを上げることができる。

世界に必要なのはスピード
以前は30メートルが必要と言われたが、50-60メートルをトップスピードで走れる能力が必要

日本人のストロングポイントは敏捷性
拘らないといけないのは、ファーストタッチ!

生き残るのは変化に対応できる選手


①練習の目的をしっかり伝える
②伝わっているかを選手に確認する
③常に学び、改善を行う
④身体をしっかり使えるようになる練習を行う
⑤人心掌握術も大事、練習の指導が上手いだけでは名監督にはなれない。組織構造も考える

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2019年03月02日

Posted by ブクログ

まず一番の指導方針がプロになれる選手を育成すること。
日本サッカーを考えたときに、高校年代では絶対に勝利することよりも良い選手を育てることが大切なのだという認識には同意。
チームの雰囲気が良さそうなのが、高校サッカーの強豪校と比べて違うかなと思った。

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2022年06月06日

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