あらすじ
「受託開発」とは,お客さまから依頼を受けてシステムを作る,いわゆるSIerです。
経済産業省の調査「特定サービス産業実態調査」によると,日本のソフトウェアエンジニアの大多数は受託開発を行っています。売り上げベースでは、「ソフトウェア業」の約85%,「情報サービス業」全体で見ても約45%は受託開発です。
本書は,受託開発を行っているすべての人へ向けて,受託開発の極意をまとめました。お客さまとの接し方から,見積り→要件定義→設計・実装・テスト→運用といった工程ごとの手ほどき,そして自分や仲間,組織の変え方までを説明していきます。
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Posted by ブクログ
一回読んで、しばらく経って再び。同年代の岡島さんと問題意識は重なるものが多い。岡島さんは、それに対しきちんと向き合い解決してきた。そこが僕とは違う。現場の言葉で書かれていて、わかりやすい。受託開発に関わる方は、ぜひ手にとってほしい!
Posted by ブクログ
特別なことが書かれている訳ではないが、なぜだろう?読んでで痛快な感じがする。著者のポジティブな意識が前面に出ているからかもしれない。
How Toなことは殆どかかれておらずWhat(なにを)すれば良いか?を浅く分かりやすい文章で書き綴っていることが特徴だと思う。
Posted by ブクログ
実践的なノウハウと著者の心意気がわかる痛快な本。
しかしながら、ページ数が無くて食い足りない。確証ごとにもう少しふくらましてほしかったところ。
ただ厚みを増してしまうと手に取る人が減ってしまい、著差の心意気が伝わりにくくなるのがジレンマかなぁ。
Posted by ブクログ
良本である。
「受託開発の極意」と大それたタイトルであるが、その中身は"受託開発の心得"でところである。
10年以上受託開発を続けているわたしからみれば、「そのとおりですね」と共感するところが多々である。でも、新人の頃にコレを読んでいたら、その意味は理解がなかなか難しかったと思う(目先で一杯いっぱい)。
「受託開発って何だっけ?」「何を楽しみにこの仕事をしているんだっけ?」と思っている人は一度目を通してみるのも良いと思う。