感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分を長年苦しめてきたものがこの本によって自覚できたと思う。
理想的で完璧な自分(無力な現実の自分を認めたくないが為の空想)と取り柄のない自分。
この両極端な2つの人格しか自分は持っていなかった。ありのままの自分を認める事が出来なかったので2つの極端な人格を作り出してしまったのだ。これは「偽の自分」だと思う。別に特別である必要はないのだと気付かされた。人間に優劣は関係なく関係性の中で生きるものだ。ありのままの自分で生きていけるようにこれから意識していこうと思う。
幼少期に母親から大事に育てられはしたが無条件に愛された経験はなかったと思う。片親で生きることに必死だったために愛情を注ぐことまで余裕がなかったのだろう。
愛されるという感覚自体が乏しいように感じる。未だによく分からないでいる。
今までは母親を責めていたが母親の人生を本人の立場に立って主観的に考えると無理もないだろう。
あるがままの自分を受け入れることによって人との適切な関係性も理解できると思う。愛する事もそういう中で自然と芽生えるのかもしれない。
この本に出会ったのも遠藤さんからの対等な人間関係を築けないという一言からだった。優劣でしか人間関係を築けない事を自覚できて良かった。
Posted by ブクログ
友だちとおもろーな人の話になって、たまに自己愛性パーソナリティじゃ?って話になり、この本があるとそうだーってなる。
人への理解を深めるためによき本。
Posted by ブクログ
自分のトリセツを読んでるかのように、思い当たることばかり。
図とポイントが織りまぜられてるので、とても読みやすく、理解が深まりました。
サクッと読めます。
参考書のようなもので、読んだからと言って治療になるわけではないです。
Posted by ブクログ
職場に、この障害だと思われる人物がいる。
この本を読んで、確信した。
周りは迷惑しているが、本人は自分が正しいと
思っているので、結局、距離をおくしか
解決策が無い。
Posted by ブクログ
自己愛性パーソナリティという言葉を初めて知りました。
しかも増えているそうで、自分も当てはまる部分があり、ゾッとしながら読みました。
私には、等身大の自分があるだろうか?
非常に不安になり友人とこの本を話題に、日常的な自身の想いや考え方を話し合いました。
全てが当てはまらなくても、部分的に当てはまるシーンや考え方があるので、後半に書かれている心の持ち方や自分との向き合い方を参考にしたいと思います。
Posted by ブクログ
読みやすくてわかりやすい理解の深まる本でした。
・生きる意味を求めること自体が自己愛性パーソナリティ障害の病理
・等身大の自分がいない障害
というのが印象に残りました。
また自己愛性パーソナリティ障害の人が訴えるトラブルとして
・非定型うつ
・強迫性障害
・対人関係困難
・引きこもり、不登校
・DV
が、挙げられており、果たして上記のトラブルを抱えた人のどれくらいが自己愛性発達障害に気がついてもらい、適切な対応を受けているのだろうかと思いました。
発達障害や共依存と関わりがあることもあるというのも、なんだか納得です。
また、幼少期の母子関係というものは、本当に人生に影響を与えるとも思いました。
Posted by ブクログ
うつ関連を色々調べていたらこのワードが出てきて、まさにこれは私の父だなあ、そして私もその気質があるなあと思いこの本を読んでみた。
自己愛性パーソナリティ障害についてとてもわかりやすくまとまっていて、さらに多くの人が少しは自己愛に囚われているんだな、とも感じた。
囚われから少しずつ抜け出していけたらなと思う。
Posted by ブクログ
例えとして、「スペシャル」「スタンダード」「ユニーク」という言葉がバッグのイラストとともに使われている。
「スペシャル」だと違和感がある。
「ハイブランド」とすればすごくしっくりくる。
アスペルガー症候群を合併しているなら、
先ず結論を提示し、さらに具体的な説明が必要であり、
カウンセリングで気づきを求める手法では治療困難、
という一文に深く頷いた。