【感想・ネタバレ】終の夏【マイクロ】 前編のレビュー

七尾美緒

事故で幼い頃の記憶をなくした、理香の血の繋がらない弟・凪。
彼は理香のことを本当の姉だと思い慕っている。
理香も初めはそうだった。
でも仲良くなれば仲良くなるほど、その気持ちは“姉弟”からは離れていく。
このままではいけないと思っていた矢先、凪が県外の高校へ進学する。
心のどこかでほっとする理香。
これですべてがうまくいくはずだった。しかし3年後の夏。
凪が帰ってきた日から、とうとう”姉弟”の最後の夏が始まった―――…

[匿名 · ★★★★★]

凝縮

切ない思いで読みました。
ジワジワと長く続くストーリーだと、多分　湿っぽくて重たくなってしまうので、七尾先生はさらっと短く終わらせたのかな？と思いました。ストーリーは、短いですが、その中に　両親の愛、ヒロインとヒーローの細かな心情など内容がキュッと凝縮されていて　大変良かったです。

＃切ない

[Y398 · ★★★★★]

彼の嘘と孤独に気付いて

話の設定は、まあまあよくある感じのもの。

はじめは「両想いになることがなくてつらい」だったけど、彼の真実と孤独を知って「両想いになってはならない恋」だったんだ、と気付く主人公。

でも、両想いになっちゃったんだから、今まで彼の苦しみ・孤独を理解して、ハッビーエンドになって欲しい。

＃胸キュン ＃切ない ＃深い

[くま · ★★★★☆]

かなしい

親の再婚で兄妹になったのかと思いきや、、
びっくりなお話でした。
そして作者さんのお話はやっぱり切ないですね。

＃泣ける ＃切ない

[神楽 · ★★★★☆]

作者さま買い

作者さま買いです。七尾美緒先生は二人の微妙な距離感とか恋愛した時の息苦しさとかそういうのを表情で描くのがとても得意な方だと思うので、義兄妹っていう設定はドハマりでした。