【感想・ネタバレ】気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる! 都合のよすぎる方法のレビュー

あらすじ

「アホとは戦うな」という手法も流行っているようですが、
逃げてばかりでは、何も解決しません。
一度逃げることができても、根本は解決していないからです。災難が再び起きることは十分にあり得ます。
ですから、アホは撃退するに限ります。

「でも、そんな勇気ないし、しこりが残ったら居心地が悪くなるし…」。
そうおっしゃるアナタでも抵抗なく、簡単にアホを撃退できる裏技が実はあるのです!
例えば、次のような裏技が…。

◆アホの動きを完全に止める「解決不能な課題」
◆「3%の不手際を集中攻撃」で、アホは自分に二度と攻撃をしてこなくなる
◆アホをまとめて隔離する「バミューダ・トライアングル作戦」
◆自分の立ち位置を確認した上で、今よりも恵まれた立場に立てる「ダイヤモンド分析」
◆「お願い事は、最悪のタイミングで」。これでアホを、休日も悩み続けさせろ!

これらの裏技を惜しみなく披露するのが本書です。

そして、本書を読めば以下が達成されるはずです。
★アホからこれ以上干渉されなくなる
★自分の立場が有利になる
★いい仕事ができる
★信頼できる仲間に囲まれる

著者はドイツの犯罪学の教授。
刑務所などでの暴力矯正プログラムという、攻撃性を抑える方法論が元々は専門。
と同時に、攻撃性をむしろ活かす研究も行ってきた。
つまり著者は、攻撃性に非常に精通しています。

短時間でストレスを解消し、自分の希望を達成したいのであれば、
この本は強い味方になってくれるに違いありません。

また、「いい人をやめなさい」と言われたものの、
いい人と攻撃性のバランスが悪くなっていて、キレ方が上手ではないという人も、特に日本人に多くなっています。
本書は、そんなバランスのとれたキレ方も習得できるようになっています。

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Posted by ブクログ

気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる! 都合のよすぎる方法。イェンツ・ヴァイドナー先生の著書。自己主張、自己顕示が強すぎのも問題だけれど、必要な自己主張、自己顕示が出来ないことも問題。適度な自己主張、自己顕示ができる力を身につけることが大切。

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2018年12月13日

Posted by ブクログ

この本を読んで、自分が都合よくお荷物を持たされていることを悟った…。「都合よく撃退できる」ようになれるか微妙だけど、少なくとも撃退されないようには手を打ちたい…。

著者はドイツ人なので、「日本の企業ではさすがにそれはない…」と思うことだらけなんじゃないかと思っていたけど、「おー、ドイツでもそうなのかー!」ということだらけで、ある意味、文化理解的におもしろかった。
私が世の中を知らなすぎるのかもしれない。

組織の中でフツーに生き残る人は、図太く、演技しながら、セルフプロデュースしている。自分を守るセリフをいくつかポケットに入れて、サッと使えるように準備している。
ペペロニ作戦、とはうまい表現だ。トウガラシは使いようによってはとてもおいしい。

この場を仕切っているキーマンは誰なのか。
誰は絶対に怒らせてはいけないのか。
自分の立ち位置はどこなのか。
誰は味方になってくれそうで、誰は敵になりそうなのか…。

プライドの高いオトコを相手にするのは大変。
いい人だけど無能な上司や同僚もなかなか手強い。
女性の敵は女性だったりもする。
職場の人間関係の大変さを言い出したらキリがないんだよなー、と常々思う。
いやはや…サラリーマンもなかなか大変だ。

潮目を見ながら社内政治を渡り歩いている人は多いと思う。
というか、それなりのポジションに立つ人は、フツーにやっている。自分に害がないように、リスクヘッジしながらのらりくらり逃げていけることは、出世していくうえで大切なスキルだなー、と私の職場の役員たちを見ていて思う。
災害級のゴタゴタに巻き込まれる前に、どうやって安全なところにサッと逃げるか…動物並みの本能を慌てず騒がず発揮できる人が、私の職場では間違いなく出世している。

子どもたちには「素直で親切な人」に育って欲しいと思うけれど、果たしてそういう人が会社で生き残れるどうかは、別問題だ。
あー、やだやだ。

そう。
私は社内政治が苦手である。営業も苦手である。
早い話、嫌いな相手にニコニコすることが苦手なのだ。
素直すぎる感想が失言につながることも多かった、若手時代の苦い記憶が蘇る…。いや、今もあまり変わらない。
口は災いのモトなのだ。
もう、私は貝になりたい、と最近本気で思う。

「女のコは、ニコニコしてたほうがいいよ」という親切心あふれるアドバイスを、何度となく受けてきた。
それはつまり、「ニコニコしてるだけでいいんだよ、余計なことは言うな、ということだよ」と解説してきてくれる人や、「お嫁に行けなくなる」と進言してくれる人まで登場したりした。
すっかりオバちゃんになった今では、苦言を呈してくれる人はいない。「自分のヨメじゃなくてよかったわー」とは言われてるだろうと思う。
いやいや…「アナタが夫でなくてよかったですよ」と言いたい。そもそも職場の女性をヨメ候補かどうかで見ている段階でセクハラである。

本書の後半で、「ひょっとして私は、職場から追放したい人として、バミューダ・トライアングルにはめられてるんじゃないか?」と疑うようになった。
こんなにもミスの多い同僚とペアを組まされているのは、何かがおかしい。何度もミスを指摘することになって、丁重に言うのもそろそろ我慢の限界だ。
同僚のミスに気づかずに、結果的に上司に恥をかかせてしまうことも多い。「オマエのせいやぞ!ヘラヘラしてる場合かっ!」と同僚に言いたい。
そうか。これは私をハラスメントの加害者に仕立て上げるための、会社の罠なのか!思えばデスクでの私と同僚のやりとりに、みんな聞き耳を立てている。
「キミにしかできないことだからさ」と、上司が言う。
「大変そうだねぇ」と、先輩が言う。
危ない。騙されちゃダメだ。
この場を何と言えばいいだろう。
本音としては「もう限界です、私ひとりに押し付けないでください」である。これを安全に言える相手は誰だろうか…。

出世したいとは全く思わないけど、会社で理不尽な扱いを受けるのは避けたい。
目立たず、騒がず、腰巾着でいいからしぶとく会社に残る方法を考えるか…。

うーん…つまらん人生でちょっと切ない。

ポジティブな怒りに火をつけて、適切に自分を通すことの大切さが書かれている本書。
気づいてよかったのか、気づかないほうがよかったのか、ちょっと複雑な心境だ。

とりあえず、同僚を育てる努力はやめて、どうやって自分が離れることができるか考えようと思う今日この頃。

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2026年08月07日

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