【感想・ネタバレ】ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦 上のレビュー

あらすじ

米独露開戦――ヨーロッパは三度戦場と化す!!

プーチン時代が終焉を迎えたロシアでは、息を吹き返した共産勢力が政権を握り、“ソヴィエト”の復権が急速に進められていた。粛清を繰り返し書記長の座に就いたチェニンコは、ワルシャワ条約機構を復活。さらに、東西ドイツの分断を目論み軍事介入を開始した。一方、ドイツではネオナチが台頭し、これに対抗。二カ月の内戦の末にソヴィエト軍の放逐に成功する。東西の統一を維持したことでネオナチ支持の機運が高まり、次の総選挙ではそのリーダーであるフロミッシュの勝利が確実視されるようになっていく。ナチスを憎悪するチェニンコに対し、ソヴィエト軍作戦長官はある作戦を提案する。圧倒的な物量で陸と空から一気にドイツ全土へ侵攻するその計画は、大規模演習と偽って百万のソヴィエト兵をドイツ国境沿いに集結。同時多発的に在欧米軍の通信機能を破壊・分断し、指揮系統を麻痺させた隙をつき、五日間でドイツを制圧する電撃作戦だった。

著者について
●著者略歴

ウォルト・グラッグ
WALT GRAGG
テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令本部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。本書の着想を得るとともに、これらの実体験が本書の場面設定や描写のもとになった。本書『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる。

●訳者略歴

北川由子
Yuko Kitagawa
翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『マインクラフト はじまりの島』(すべて竹書房)などがある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの第三次世界大戦の作品ですね。
リアル感があって良かった。
と言うか、再生ソビエト連邦は
こんなに兵器と兵員を動員できるのかな?
とか、米軍ってこんなに初戦、弱かったか?
とか。
まぁ、先制攻撃を喰らったら
そうなりますよね?
と言いたいけど、
やられすぎじゃないか?
初戦で戦死した者たちのためにも
下巻での徹底的な反転攻勢、
そして、完膚無きまでの蹂躙を
期待して、星四つ。

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2019年05月24日

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