【感想・ネタバレ】君の嘘と、やさしい死神のレビュー

あらすじ

――その恋は、サヨナラと一緒に降ってきた。 通り雨が過ぎて虹が出た昼休み、高二の百瀬太郎は同学年の美園玲と運命的に出会う。 美少女なのにクラスメイトとどこか距離を置いているクールな玲に、何故か百瀬はなつかれる。 幼少期のトラウマで「嫌だ」と言えない性格もあって、文化祭の準備を手伝わされる羽目になり――。 やがて、逃れられない過酷な出来事が二人を襲う。 感動、切なさ、悲哀、愛しさ……涙が溢れる青春恋愛小説。

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Posted by ブクログ

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めっっちゃ好き。小説の中で一番好き。
表現力の高さと主人公と美園玲の関係がとても好みで、表紙のイラストもとてもあっている。透き通るような世界観。最後、玲が亡くなるところも、その前もその後も感動できる

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2024年07月15日

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ネタバレ

最初はいやって言われへんモモに腹立ってたけど、彼女が死ぬ時嫌って言えてよかった、思春期のニキビみたいに家族になっててよかった

正直モモが落語やることになるんやろなってのは恋愛文庫のあるある的な感じで予想ついてたけどそれでも何回も泣いてた笑

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レビュアー大賞課題作。
あるかしら書店 のコラボカバーに惹かれて購入していたもの。

普段は読まないジャンルにこういうのきっかけで出会えるのがありがたい。

タイトルの意味を理解した時に、胸が痛くなった。

「嫌だ」と言えず、安請け合いをしていっぱいいっぱいになりながらも、「嫌だ」ということを選べないモモが、こんな風に変われるなんて。
最後のシーンはモモと一緒に笑いながら泣きました。

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2025年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話の流れも結末も他の恋愛小説と大差ないのに、何故かすごく読むのが楽しかった。友達がオススメして貸してくれたのもあるが、2人の会話が目の奥に浮かんでいて自分までその場にいる感覚に陥った。
女の子の美園玲が口にした「人間いつ死ぬか分からない、明日死ぬかもしれないのに他人の機嫌をとるのはおかしい」って言う言葉が痛いほど胸に刺さった。また、落語は今まで全く興味がなかったが機会があれば見に行ってみたいと思った。死ぬ時に手紙で今までの気持ちを伝えんのもいいなと思った。

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2022年02月26日

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ネタバレ

終盤まで隠されてはいるが、死別で終る難病もの。露骨に伏線が張られているので、よほど鈍くない限り、かなり早い段階で気付くとは思うが。とはいえ無理矢理泣かせにくるような話ではなく、トーンも明るくて乾いているので、その手は苦手という向きも敬遠しなくてもいいように思う。少なくとも迂生は大丈夫だった。
物語の構造がミステリ的で、ヒロインの不可解な行動の理由が、細かく張られた伏線によって、終盤、一気に腑に落ちる感じが心地いい。

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2022年03月29日

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ネタバレ

泣きたい、恋愛小説。というと、病気の主人公の話が紹介されました。個人的には冒頭の参加型推理ゲームを通して主人公とヒロインが出会うところが、高校生のみなさんならやってみるのかな~と思いながら読みましたが。「記憶に残るのならいいの。でも携帯とかで記録してると、皆安心してよそ見するでしょ。後でちゃんと見返せばいいや、なんて言いながら、結局見もしないでデータだけたまってくでしょ?それが嫌なの。私はいつも、目の前にいる私のことをみてほしのに」主人公とヒロインの花火をみる場面「肉眼で見る以上に迫力のある映像なんてないのに。掌に収まるくらいの映像を残すたまに、視界いっぱいの花火を見逃してどうするの」
スマホで写真撮って、あとでまた見返していないなあ。と改めて思いました。彼女が主人公に遺したかったもの。10代のみなさんも感じ取ってくれるといいなあと思います。個人的には落語が紹介されていたので、小説を通じて落語に関心を持ってくれる人がいるといいなあと思いました。

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2021年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

落語を題材にしているのは面白かった。
落語には他にどんな話があるのか・・・・
知りたいと思うきっかけを作ってくれたという意味では面白かったのだと思う。

ただストーリーとしては、可もなく不可もなく。

泣ける=死 というお決まりのパターン。
この手の作品がこうも多いと、泣けなくなってしまう。

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2018年10月15日

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