感情タグBEST3
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店舗型書店、さらに敷衍して「本屋とは?」という問いに真っ向から語る内容となっている。
出版業界の苦境は自分が子供の頃から叫ばれているし、本の売り上げは年々減少傾向。ネットの充実から娯楽のレパートリーは増加し続け、本をことさら選ぶインセンティブもないような感じは頷けなくもない。
それでも自分は本の無限とも言える知的好奇心の探究へのガイド、著者がどうしても伝えたいという熱意を持って届ける作品に心が震える感覚が好きだ。
これからは利益を追求するのではないライフワークとしての本屋の可能性が示唆されている。自分もそんな活動に参加したいという欲求が刺激されます。本業はあるので、自分なりの形を模索していければと考えよう、モティベートされました。
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本屋さんやりたいー!って思える本。そのために、何が必要で、どんな心持ちでやるかとか、そんなディティールが詰まっている!(ディテール…カッコつけましたすみません)
本屋さんって、ビジネスの側面から見ると儲かる分野では当然なくて、だって人口自体が減っているのだから読書人口の割合が同じでも、読書総人口は減るわけじゃないですか。そんな中で、沢山すてきな本屋さんに行けて私は幸せ。東京の本屋さん巡りが今年の最大目標なので、達成したい!するぞ!
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本屋の現実がよくわかる。
厳しい業界ではあるが、本屋の仕事は本好きにはたまらない憧れだ。自分の大好きな本を紹介して気に入ってもらえる、本の魅力を引き出し伝える、本を媒介にして著者をはじめ出版に関わった人達と読者をつなぐ…きっと苦労も吹っ飛ぶだろう。
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本や本屋全般についての考え、具体的な仕入れ方、作者がどうやって本づくりに携わるようになったのかすべてが網羅されていて、とても考えさせられる、かつワクワクする本でした。
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これからの本屋について現場から考えたことが語られている。本屋は稼ぐという観点では想像以上に厳しい業界ということがヒシヒシと伝わるが、同時に本の可能性は何ページにも開かれているということが分かった。
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下北沢で本屋B&Bもいとなむ、内沼晋太郎さんの本屋をやりたい人にむけた一冊。
取次とお付き合いするには?書店経営のやり方とは?と、わからないことが、丁寧にかかれています。
出版イベントにも参加したのですが、造本としもおもしろく、めずらしい形だったり、ノンブルもおもしろく仕掛けがあり、本棚においておきたい一冊となっています。
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まさに「本と本屋を愛する人へ」読んで欲しい!
読書の本と本屋への愛を感じる本。
心からときめいてしまった。
そしてとても勉強になる。
本の旅は百人百通りだから読み違えてもいいし
完璧な読み方というのは存在しない。
この言葉に心が楽になった。
また明日からも本を読もう。
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本屋になる(広義)場合の方法について広く深く示してくれている本
あわよくばこれからの本屋講座を受講したかった
ときどき読み返して生き方を軌道修正したい本
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本屋さんになるためのガイド。最後の章、著者がやってきたことが刺激的。
「本屋をダウンサイジングする」が参考になる。大商いを考えいるんであれば本屋はそれにふさわしくないし、ある種「生き方」としての本屋を目指すなら、ここの書かれていることはすごく参考になる。
成功者の堀部氏等との鼎談での堀部氏の発言は興味深い。何を求めて本屋をするのか、ということ。
すでに業界にいる人とそうでない、夢見ている人では受け止め方がずいぶん違う本になるだろう。前者にとってはすぐ参考になる実用書、後者にとってはおとぎ話。
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本を取り巻く状況が厳しくなるにつれて、意識的に本そのものを題材に扱う本が多くなってきました。そしてそういう本を読む人は基本相当な本好きだと思う。
知らないうちに著者の内沼氏の関わった書店に行っていおりました。
下北沢のB&B、長野上田のNABO。特にNABOについては2回行きました。上田という町自体が何故か書店が妙に多くて、文化的な香り漂う大好きな町であります。
さて、この本は本屋になりたいと願う世の中の本好きの心をちくちくと刺激する本です。本屋というものの定義は彼にとってとっても広く、本を売らなくとも本を人に勧めていくだけでも広義の本屋と思ってくれているようです。僕も出来れば、音楽演奏と読書の勧めを一緒にする事が出来ないかなといつも思っています。
色々なものと掛け算できるのが本であるという言葉には胸が熱くなります。そうか、どんなものでも書物のつながりが有るという事は、掛け合わせることによって相乗効果が見込めるのか。僕にとってはそれは音楽にあたるよなあきっと。
大資本でないと従来型の書店としてはビジネスとして成り立たず、小規模で特色のある書店を目指している人達が増えているようです。僕としても大型書店とセレクトショップ的な書店の存在意義は別なのでどちらも変わらず是非発展して頂きたいものです。
それにしても彼のような生き方というか、本との関わりを生きていく糧に出来ているっていうのはすごい事だ。ある意味出版危機である今だからこそ求められているのだろうと思います。頼むぞ内沼晋太郎。
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本と本屋が好きでたまらないのです。みんなそうでしょ? だったら読んでワクワクしたほうがいい。
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ずいぶんレビューをサボったおかげで、積本が異常に増えてしまった。
いうまでもないが、本が好きだ。本屋も好き。
本屋をやっている人や、やろうとしている人も、好きだ。
下北沢B&Bの内沼晋太郎氏による、本屋とはなんぞや、本とはなんぞや、という本。
なのだが、最初にひとつだけ。
上部の角が落とされた装丁で、目を引くのだが、これが妙に読みにくい。
ページとページの間の隙間から見える、本ではない部分が気持ち悪い。
ああ、でもこれは本屋の形を表しているようでいて、体験上は本と本でないものの境界を、少しいじりたかったのだなあ、などと思ったり。
さて内容は。
小さな本屋でいい本を見つけたときの歓びについて、というところにまずは引っかかる。
そう、いちいち小さな本屋に行くのはそのためだ。注文して取り寄せてもらえばいいんだろうけど、勝手にセレクトに期待したい。
本屋は動的平衡で成り立っている。本が売れて入れ替わっていかなければ死んでしまう。本が入れ替わりながら、場合によっては什器や人も入れ替わりながら、でも同じ本屋である。極端な話、本が全部入れ替わっても同じ本屋だ。それは場所とか経営母体とか、そういうんじゃない、まさに動的平衡たる本屋。
こうなると本屋の定義もぶっ飛んでくる。
生計を立てなくても本屋。いいのか?
一番身近な本屋は親。そうか、僕も本屋だったのか。
本屋は今やリスクの大きい商売ではあるが、なにかと掛け算をすると急に魅力が増す。本屋とビール、はもちろんのこと、イベント、教室、家具、メディア、などなど。
本屋を本業に取り込めば、本屋は延命され、さらに輝くのだ。と考えると、多くの人が本屋になれるチャンスがあろう。たしかに、身の回りにもそういう本屋が、実は思いのほかたくさんあった。
あくまで客側の立場としてみれば、本屋またつぶれたと嘆くのはもうやめてもいいのかな、と思った。書店の看板を出していない本屋がいくらでもある。とはいいながらも、地元の本屋には満足できず、隣県の本屋に通う日々なのだった。ああ、本と本屋はいいね。
この本の内容はnoteで無料で読める、のだけど、ぜひ装丁による奇妙な感覚も味わってほしい。
Posted by ブクログ
本屋さんが好きで興味があって読みました。
少し私には難しいところもありましたが、本屋に纏わる本をもっとたくさん読んでまたこちらの本にもう一度戻ってきたいと思いました。