【感想・ネタバレ】私、B級観光地プロデューサーです！ - 日本を真の観光立国にする、とっておきの方法を教えます。 -のレビュー

大泉敏郎

著者は、北海道、沖縄、京都などをA級観光地と定義し、それに対する概念として、B級観光地、B級観光力という概念を提起した。それは決して二流という意味ではなく、B級グルメ同様、特定のターゲットによっては半端なく魅力的な場所ということである。全国約40か所にのぼる地方自治体の観光戦略立案や観光WEBサイトの運営を行う企業、トラベルジップの代表取締役でもある著者は、いわば観光集客のプロ、B級観光地プロデューサーでもある。日本を真の観光立国にするためのとっておきの方法が網羅されている本書は、観光に携わるビジネスマン必読の一冊である。


発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

[ブクログ · ★★★★☆]

うさぎ島の立役者

●「マイナー分野かニッチ分野で聖地化」ラグビー合宿、鮎釣り、いいとこ100個→分類分け→ターゲット決め、
●「酔わせ、脱がせ、疲れさせ」体験型にする、滞在時間をかせぐ、夜の名物作り、宿泊客は日帰り客４人分の消費
●「１：５の法則」新規客は既存の５倍コストがかかる。既存客の回数と消費額を増やす