【感想・ネタバレ】バケモノの子のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月13日

すごく胸がむず痒い気持ちになって、頑張ろうと思える作品だった。熱血感があった。
熊徹と九太(蓮)の関係がめちゃくちゃ良かった。どちらも突っ張っていて、1人狼なところがあるけれど、愛を求めていて、お互いに師匠と弟子という関係でありつつも高め合っている、素晴らしい関係。
最後に九太が渋天街ではなく、人間...続きを読むの世界で生きていくことを選んだのは少し意外だった。少し寂しかった。父親と楓と仲良く暮らし、チコというお母さんも多分近くにいて、そちらの道へ行くのか。と思った。いつの間にか私はバケモノの味方になっていた。でも胸の中にいる熊徹といつも一緒なら心強い。とても読んでいて気持ちの良い作品だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月26日

私も時々 どうしようもなく苦しくなることがある
どうにでもなれって
何かが胸の中から噴き出してしまいそうになる
きっとみんなそう だから大丈夫 だから大丈夫

もし自分で危ないなって思ったり
さっきみたいな気持ちになったら
思い出して お守り

一緒にいると 私も頑張ろうって勇気が出たんだよ
だから...続きを読む今だって同じなんだ

忘れないで 私たちいつだって
たった一人で戦っているわけじゃないんだよ

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

映画がおもしろかったので読んでみました!
映画のシーンを思い出しながら読むと、物語の世界に引きこまれて夢中になって…
めずらしく一気に読みおわってしまいました

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Posted by ブクログ 2017年07月12日

人間は心に闇を宿す
それは人と自分とを比べてしまう劣等感を具現化しているのだと思った
なんで自分はこんなにも不幸なんだ。苦しいんだ。なんで自分ばかり…。
そんな途方も無いような感情をこの作品では闇という名の自分の影として表現していた
バケモノである熊徹は不器用ながらまっすぐに少しひねくれた幼い少年を...続きを読む育て上げる。
名前も名乗らない少年に熊徹は「九太」と名付け、自分の弟子にする。
反発し合い、お互いに成長していく、お互いに逃げることなくぶつかり合う相手がいることで九太と熊徹の絆は強くなっていく
本来混じり合うことのないバケモノと人間が心で繋がってまっすぐに成長していく
ラスト15ページ、熊徹の愛情の全てが九太に力を与える
素敵な作品でした。

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Posted by ブクログ 2016年08月15日

すごいなー。細田守監督は。
おおかみこどももそうですけれど、人間と、そうじゃない世界に両足を踏み入れた存在のジレンマや孤独と闇、
それを支えてくれる人の存在というあたたかさをしっかり書いてくれている。

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Posted by ブクログ 2016年04月24日

素直ではない熊鉄と九太とのやり取りの中に、深い愛情を感じた。血は繋がっていなくても、自らの命を差し出してしまえるほどに、熊鉄は親として九太を大事に思っている。剣へと姿を変え、二度と九太に会えなくなるとしても、親としての務めを果たした熊鉄に涙した。この作品を見る、読むことで、誰でもが持つ胸の中のカタナ...続きを読むの存在に気づけますように。

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Posted by ブクログ 2016年02月15日

映画を観た後で、本も読みました。

この作品に触れて今までお世話になってきた人たちを思い出しました。
大学生の頃、海外にいた頃。今現在。
みんな親のように接してくれた人たち。作品の中でも熊徹は九太を最初から無条件に受け入れたわけではなくて、九太とぶつかって、食らいついてくる姿を見ながら親のような立場...続きを読むになった。それと同じように一人暮らしをしてから出会った人たちも、自分から頑張ろうと、何かを見つけようともがこうとする姿を見てくれている中で受け入れられたのかなと思った。失敗する中でも、自分のことを見捨てないでそばにいてくれる人の存在は大きい。

九太は最初に熊徹が負ける姿を見て、孤独な姿を自分の姿に照らし合わせている。熊徹と九太の立場は周りに左右されるものではなくて、揺るぎのない絶対的なものなのだと感じた。師匠の弱い面まで含めて、この人についていこうとする姿勢が印象的。
あと、九太の実の父親の姿を見ていて、生物的な親は無条件に親であり、後天的に出会って親のように自分を見てくれている人とは全く別の存在なのだと思った。

九太の最後のセリフの「俺のやることを、そこで黙って見てろ」というのは決断・覚悟をした人の言う言葉で、今の自分に決定的に欠けた部分なのだと思う。
相手のご機嫌を取ろうとするのではなくて、本気で自分がやりたいことをぶつけていく必要、覚悟が求められると感じた。

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Posted by ブクログ 2015年09月11日

母親を交通事故で失くした孤独な少年 ”蓮” はあるきっかけを通してはバケモノの住む街 ”渋天街” にたどり着き
バケモノの ”熊徹” に弟子入りし、”九太” と名づけられ、共に成長していく。

似たもの同士の2人はいつもぶつかりあってばかりだったが、いつしか2人の間に奇妙な絆が芽生え始め
父と子のよ...続きを読むうな存在になる。

人間誰しも心に闇を持つもの。
九太の心にも闇があった。
けれど、熊徹が九太の”胸の中の剣”になり、闇に打ち勝つ強い心を教えてくれた。

血がつながっているから家族なんじゃない。過ごした時間を共有し、大事な存在として思いあっている関係こそ家族なのだと私は思いました。

この本は、
九太と熊徹の人種を超えた親子の成長物語です。

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Posted by ブクログ 2015年09月05日

やっぱり細田守監督作品は最高…
映画見て即買いに行きました( ^ω^ )
読んだ後、映画2回目行ってバケモノの子展にも行ってきました!(≧∇≦)

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Posted by ブクログ 2015年07月25日

映画で泣いてから読んだら泣いたところでまた泣いてしまう。

ので、電車…公共の場で読めませんf^_^;

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Posted by ブクログ 2024年03月07日

バケモノの世界に迷いこんだ少年の成長の物語。
色々な人達のおかげで自分を取り戻す姿に感動。九太とくまたつのコンビプレーもかっこいい。
映画もおもしろかった。
(映画は多分★★★★★)

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Posted by ブクログ 2023年05月16日

3回目か4回目の再読。何回読んでも素敵で大好きな作品。れおくんがおすすめ映画で話してて映画見ようかと思ったけどとりあえずもう1回小説読もうと思って読んだ。学校で読んでたのに何回も泣きそうになって危なかった……。胸の中の剣をグッと握って戦いたいです私も………(???)

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Posted by ブクログ 2022年10月19日

最初はとっつきにくい、少し読み進めにくい話だなと思っていたけれど、半分を過ぎたあたりから読みやすくなり、ぐんぐんと最後まで読み終えることができた。
九太が人間でありながらバケモノの世界で生きていく覚悟とか、熊徹の不器用な愛情表現とか、楓との心のつながりとか、色々なものが胸にせまる内容だった。九太に、...続きを読むいつでも胸の中にいて自分のことを応援してくれる存在ができてよかったと思った。幸せな人生を送ってほしいと願う。

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Posted by ブクログ 2022年03月11日

人は皆コンプレックスや劣等感を持って生きている。そして人は一人では生きていけない。それを教えてくれる作品。

熊徹と九太が徐々に絆を深めいく姿に感動する。

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Posted by ブクログ 2022年03月09日

映画をTV放送してたのを、チラッと観ただけした。こんなに面白い展開になっていたとは、つゆ知らず…
次はしっかり映画を観てみます

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Posted by ブクログ 2018年08月10日

映画公開前に読み、読み終わってから映画館で観た。どちらもリピートする面白さで、小説を読みながらも息を飲み、映画を観ても同じ場面で息を飲んだ。

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Posted by ブクログ 2017年01月03日

穏やかなお正月に似合う、いい話だと分かっているものをサクッと読んでみたくなり積読山から手に取るw

映画観たのに、詳細忘れてましたねーww
ってゆーか、コレ、映画観てないと読めないっす!(想像力なさすぎで・・・)

でも、映画を観ていたおかげで、忘れていた場面を思い出しつつ、サクサクと読み進められま...続きを読むした♪
で、不覚にも泣く・・・www

やっぱり、頑張る人(バケモノでも)には弱いっすね!
涙腺が~、あ~あ~あ~ww

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Posted by ブクログ 2016年07月18日

読みやすい作品でした。映画は観てませんが機会が有れば観てみたいと思います。個人的には二郎丸のキャラが好きです(o≧▽゜)o

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Posted by ブクログ 2015年09月20日

ストーリーとしては、ありきたりな感じ。世界観は千と千尋に似てるかな。
でも友情や親子愛に溢れていて終止泣ける。
終わり方も一番良い終わり方なんではないだろうか。良い話。

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Posted by ブクログ 2015年09月11日

映画バケモノの子の原作本

母親を交通事故で無くした蓮は、離婚した父親ではなく、
本家に引き取られることになるが逃げだす。
渋谷の街中で点々と生きながらえ世の中を憎んでいた。
そこに渋天街のバケモノ熊徹に出会い、見初められる。
蓮はその影を追いかけるうちに迷い込み、
熊徹の弟子となり、九太として生き...続きを読むていく。
師弟関係になり、互いに高め合う二人。
九太は渋谷の街に戻り、楓と出会い、
自分が知らない世界を知りたいと強く願い始める。
そうしているうちに、父親の居所がわかり、
人間の世界で生きることを選択するか迷い葛藤する。
師である熊徹に相談したかったが、
人間の世界に興味をもって勉強ばかりで、
修行していないことを指摘され、喧嘩別れしてしまう。
父親のもとに向かうが自分の気持ちをうまく整理できず、戸惑い、渋天街へ。
宗師様のあとを決めるため、熊徹は猪王山との試合。
苦戦を強いられているところに、
迷った挙句に罵声を浴びせる九太。
二人で勝利をおさめ、喜んだのもつかの間、
猪王山の弟子、一郎太が闇に飲まれて熊徹を瀕死に追い込む。
九太は怒るが闇に飲まれそうになるのを踏みとどまり、
意を決して一郎太との戦いに臨む。
渋谷での決戦で楓を守りながら戦うが窮地に追い込まれる。
今度は熊徹の助けを得て、二人で勝利する。


師弟関係という間柄でありながら、互いに学び合い強くなっていく二人。
そして「胸の中の剣」は知らないうちに磨かれているように思った。
白鯨の話が随所に絡み、
楓が言う「自分を映す鏡」というものが、
蓮にとっての一郎太であり、
クジラの姿として対峙するところもおもしろかった。

映画を観て、いままでの細田作品の中で、
もっとも男の子に向いたエンターテイメント性の高い作品だったように思う。
冒険活劇と銘打つだけあってさすがの出来だと思う。

細田作品は、キャラクターの葛藤や成長の姿をかならず描いていて、どの作品もその色が違うのについ引き込まれてしまうすごさがある。
そして、どの作品も「ひとりじゃない」ことに気付かせてくれるそんな作品の良さを改めて感じた。
これからも応援し、観続けていきたいと思う。

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Posted by ブクログ 2015年07月31日

最後の読みが電車の中でやばかった…
今自分が何でどこを向かっているのか悩んでる人に
読んでもらいたい。

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Posted by ブクログ 2017年10月16日

(映画館)あまり期待してなかったのだけれど、予想外によかった。 ちょっとうるっときた。 渋谷のビルの薄暗い隙間って、本当に渋天街への入り口ありそうだよな。 あのちっこいねずみ?ぽわぽわした白いのはなんだったのだ。 可愛いけど。ねずみにしては長生き。

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Posted by ブクログ 2024年01月21日

やりたいことリスト「劇団四季の舞台を観に行く」のため、人生初めて予習しよう!と読んでみた本。
映画とか劇とか、導入部分で分からないときが多々あるし。

実は寝落ちして話半分しか読めなかったけど、これが正解!
読んでいない残り半分を舞台で充分楽しめたし、舞台終わった後に続きを余韻として読む。新しい読み...続きを読む方だな。

ふわっと読むと児童書っぽいですが、深く読むとメッセージ性の強いお話だと思う。親子(のような)愛、人間の闇…。
そして、舞台ではなかったみんなのその後、エピローグが読めてちょっと安心しましたよ。

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Posted by ブクログ 2023年02月28日

熊徹と九太の関係が時が経つにつれて強くなっていくのが読んでいて良いなーと思った。
帯に書いてあった宮崎あおいさんの「人を育てるということは相手に育ててもらっている面もある。」という言葉が本当にしっくりくる作品だった。
映画も良かった!

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Posted by ブクログ 2017年03月27日

熊徹~!!
泣けるシーンだろうなってところがいっぱい。
九太がやけに急に大人になったなと思ったけど
録り溜めてある映画を見る気になりました。

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Posted by ブクログ 2015年10月17日

映画良かったので、本でも読んでみたのですが、映像をイメージできて面白いところもあるのですが、小説だと最後急ぎ足の気がするのとやはり映像で見せる話のイメージがあり小説は微妙でした

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Posted by ブクログ 2015年09月22日

男の絆の深まり方が描かれているように感じますが、体当たりなので女性には分かり難いのではと感じました。主人公の九太と実のお父さんの関係、楓との関係、がちょっと宙ぶらりんで終わってしまったのが消化不良です。
全体的には、中途半端な作品の印象を受けました。

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Posted by ブクログ 2015年08月21日

どこにも居場所がなくなった蓮が、
人間界と密接にリンクするバケモノ界へ彷徨い込んだ。
そこで熊徹に弟子入りし、成長していく彼の物語。

映画を見ていなくても、
読めば溢れるほどの色彩が飛び込んでくる。
華やかさと孤独の対極が、作中に常に漂っている。
弱さとは、強さとは、一体何でそれを私たちは推し量る...続きを読むのか?

誰かを想う熱い気持ちや、そこに生まれる人種を超えた絆。
傷ついても、傷つけられても、自分が大切な心棒は失わない心。
そういうのを忘れずに持ち続けたいな。

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Posted by ブクログ 2015年08月19日

映画を先に観たので
本を読みながら映画のシーンを思い出しながら
読み勧めることができました

それぞれの登場人物の視点で
物語が語られる部分が
文庫版のいいところかな~
って感じだね

なんとなく
ぶっとんだ人物のベストキッド
を思い出すような話しでした~

映画を観て
チコの存在が気になっていたけ...続きを読む
本を読んでやっぱりそうなんだ
っていうのが解りましたね。

文庫も映画もそれぞれ良いところがありました。

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Posted by ブクログ 2015年07月29日

世界観や設定は好きだし、読みやすかったけど、きっと映像で観た方が楽しめるんだろうなぁと思いました。
良い話ですけどね。

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