あらすじ
43集で片恋にひとつの区切りをつけた、主人公のチッチ。スウェーデン留学中のサリーを想いながら過ごす、その後のチッチの日常を描きます。親友のトンコや松木さん、マユミとの交流、チッチが心ときめく新しい登場人物も!!
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心あたたまりました
チッチとサリーは母が好きで若い頃読んでいた作品で、私は祖父母の家に行くと母が読んでいたチッチとサリーの漫画をよく読んでました。
最終巻からの続きが読めて嬉しいです。
いつも通りのチッチの日常にも癒されます。
Posted by ブクログ
町田で開催されていた「みつはしちかこ展」に行き
本書の存在を知った。購入していた実家で読んだ。
みつはしちかこ展では季節と心情を詠んだ詩に
心動かされたが、やはり単行本を手にすると
物語を追っている。
君がいたなんでもない日々、季節と、君がいない日常。
まわりを心配して心を落ち着けたり、羨んだりする日々。
なんでも望むものが手に入り(やすい)便利な現在、
割り切って断ち切ることも一つの価値観
多様化として認められ、過去の美徳も古びて
時代遅れとなり、リアルを失う中に
シリーズ、一冊を通して受ける印象は
現実には残っているのに、何かを引きかえに
目をつぶって無かったことにしている
「もどかしさ」か。
その、自分で望むようにならない、でも望み続ける
希望にあふれた未来に思いを馳せて
次巻、あるとき訪れるであろう結末を目にしたいのだ。