【感想・ネタバレ】平和的ダンジョン生活。２のレビュー

広瀬煉 / 11（といち）

元の世界で事故に巻き込まれ、異世界のダンジョンマスターとなった東雲聖。
個性的な仲間たち（モンスター）に囲まれながら、新しい人生を謳歌しようとするが、
そんな彼女に次から次へと災難は降りかかる!?
成敗したはずのアマルティア姫に、その元婚約者の来訪。
さらには凪に祝福を与えた創造主の手まで迫ってきて……。
「よっしゃ、嫌なことはさっさと終わらせよう！」
フェンリルの幼体という新しいマスコット（？）も加わり、
挑戦者たちと共存を目指す異例のダンジョンマスターは今日も元気にダンジョン管理に努めます！
平和で楽しく快適な異世界ダンジョン経営ストーリー、待望の第二弾!!

[ブクログ · ★★★☆☆]

傲慢でわがままな王女のアマルティアがまたもや陰謀を企むのかと思ったが、ただ利用されるだけの哀れなことになってしまった。抜け殻のようになったアマルティアを気に掛ける弟の王子の心情を描いたのはよかったかも。これは本筋じゃないけどね。自分の創造した世界をおもちゃのように考える女神をどう嵌めるかというのが今回の話。それまでの聖とまわりの人物たちのやり取りが面白い。