【感想・ネタバレ】弟はたくさんだ！のレビュー

ちしゃの実

【俺ともできるよね 兄弟セックス】海外移住した両親の代わりに、実の弟、義理の弟、隣家の弟(分)、前世の弟という合計4人の弟の面倒を見ている長男・雪。ある日、弟たちの悪ふざけがエスカレートし、雪は納戸に閉じこもってしまう。謝りに来た義理の弟の千暁にほだされる雪だが、千暁の態度が一変。「好きだ。ずっと我慢してきた」と言われながらエッチなことをされてしまい……!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

なんでそっちに行っちゃうんだろう……というのが最近のちしゃの実さんの作品についての感想で、この本も同様。無理にコミカルな要素をぶっこんでこなくてもいいのにって思ってしまう。
崩した絵が雑に見えて辛い。
表題作は「愛されお兄ちゃんが4人の弟から求愛されて誰を選んだらいいのか分からなくて困っちゃう」て話かと思ったら最初から義弟一択で、エロいことされまくりだった。
なぜ弟を無条件に受け入れ愛してしまうのか、何か過去に……ということもなくて、まあお幸せにってお話でした。
もうちょっと枝葉を刈りこんですっきりさせればよかったのにー

でも2作目が民族BLアンソロで読んで大好きだったお話で、しかも描き下ろしまで収録されていて大歓喜。
よかったーすっごくよかった。この2人のお話でコミックス1冊でまとめて欲しいぐらい。

3作目がトンデモ設定ながら、一番綺麗にまとまってた気がする。