あらすじ
斬新!第一部からも第二部からも読める。どちらから読んでもOK!「ミステリー・ツアーの目的地で待っている」駆け落ちする2人に、同じ内容のメールが届いた。行き先は、樹海の奥。ツアー客が1人、また1人と樹海の闇に消えてゆく中、惨劇の舞台へと…。仕掛け満載、心拍数急上昇のサスペンス・ミステリー!作家佐野洋氏絶賛!
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Posted by ブクログ
ミステリーツアーの目的地で会おうと言うメールが駆け落ちする2人の恋人に届いた。それぞれ別のツアーで樹海の奥にある山荘へ。その山荘には作家が家族を惨殺したと言う噂が。しかしツアー客が一人、また一人と消えていく。
折原一さんの作品は油断できない。色んな仕掛けがあるし、繋がりがあったりして面白い。
Posted by ブクログ
逆から読ませたり、袋綴じがあったり、面白い試みだと思った。
前半の生存者から読んで、後半の殺人者を読み始めたとき「こっち読まずに袋綴じ読んでいいんじゃないか?」と思ってしまった。樹海をさまよう描写が長かった。逆から読んだらあまり面白くなかったのでは?犯人は途中でわかるし(るみお、鈍感すぎ笑)、怪しいと思ってた民宿のおじさんやライター、途中で抜けた人たちが怪しくなかったぐらいの驚きか?
Posted by ブクログ
この本は普通に前から読むだけではなく、後ろからも読めるように
なっていて、真ん中が袋とじになっており結末が記されている。
前からは「生存者」後ろからは「殺人者」となっている。
生存者の主人公はジュリという女性、殺人者の主人公はルミオで
同じ現場を違う視点で捉えた物語かな?と思っていたらそうではなく
別々の話になっている。
「ネタバレ」
お互いの主人公がミステリーツアーに参加し樹海を行く。
ジュリはルミオから参加するように連絡を受け、ルミオはジュリから
参加するように連絡を受け参加するのだが・・・と言った感じで
ツアーの正体や2人に連絡した人物の謎が明かされる。