【感想・ネタバレ】恋は銀幕に踊る【イラスト入り】のレビュー

御堂なな子 / 亜樹良のりかず

映画が好きでバイヤーになった紘也は、初めて買い付けた作品のヒットを願い、絶大な影響力をもつ憧れの映画評論家「K」に会いに行く。俳優顔負けの甘いマスク、危険な色気を放つ帝王のようなケイに一瞬で心奪われる紘也。ところがケイの報酬は超高額、支払えない紘也はキスを要求されてしまう！ 傲慢で濃厚な愛撫、どこでも身体を開かされる恥ずかしさ。ケイの愛撫は強引なのに蜜のように甘くて身も心も抗えなくなり――!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

映画のバイヤーの紘也と謎の評論家ケイの話。会話の雰囲気のせいか、なんだか映画を見ているような錯覚を覚える本。
バイヤーと評論家という違う立場だけど、映画を愛している２人。そこまで好きなものがハッキリしているのは羨ましいかぎり。ケイの王様っぷりと紘也の遠慮のない物言いが見ていて楽しくなった。