【感想・ネタバレ】黒のカーン公爵のレビュー

加納邑

「姫と閨の中でどのようにすればいいか、私がお教えいたします」 恐ろしい噂にまみれ、呪われていると言われる、黒のカーン公爵。そんな公爵の元に、隣国に婿入りするための教育を受けに行くことになってしまった王子・ルカは、黒衣に身を包んだ冷酷な公爵に『夜の作法』まで教えられてしまう。しかし、公爵の城で過ごすうちに、冷たい顔の下に隠された彼の心を知り…!? つのる恋心と王子としての運命。ドラマティックロマンス！

[ブクログ · ★★★☆☆]

王国の裏の仕事を引き受ける公爵に預けられる第二王子。
最初は表面見ず、公爵を最低な人だと思っていた王子も一緒にいるうちに公爵の本質がわかってきてどんどん惹かれていくのに、隣国への婿入りが決まっていてどうにもできない気持ちを持て余して。

実は隣国の差し金だった森魔女だったり、いろんな要素が詰められてて面白かった。
しかし隣国の王様の勝手さは目に余る。
どうにかなっちゃえば良かったのに！！！！（怒）

結果、婿入りもなくなってお互いを想い合う気持ちを王子の兄にも理解してもらえて良かった！
☆3.6