あらすじ
外出すれば道端の人が自分の悪口を言っているのではないかと怯え、人前に出ればアガってしまい、一言も発することができないまま場を後にする――。青春時代、そんな「コミュニケーション障害」、俗にいう「コミュ障」に苦しんでいた吉田照美が、悩みぬいた末にたどりついた「会話の極意」を初めて明かす。「滑らかな語り」をもてはやす現代の風潮に抗う、「うまく喋ることを目指さない」異色のコミュニケーション指南!【目次】はじめに~「話し下手」を目指そう!~/第1章 僕は「コミュニケーション障害」だった/第2章 テクニックを磨かなくても「いい話し方」はできる/第3章 頭がいい人の話し方/第4章 「質問する力」は最強の武器になる/第5章 微妙に避けたい話し方/おわりに
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Posted by ブクログ
コミニケーションに大いに難がある自分なので何か参考になればと思って読みました。
失敗談、上手く話そうとしなくていいなど読んでよかったです。自分は病気もあるので実践しにくい所もありますが
Posted by ブクログ
「やるMAN」から始まり「ソコトコ」「飛べサル」…、文化放送リスナーとしては、あの軽快な話を聞いているかのような楽しさがありました。
僕も自他共に許す話し下手ですが、克服するためには努力するしかないという、当たり前のことを改めて思います。
照美さんにも知っていた以上に失敗があったとは…。
僕の場合、うまく話さねばという思いが強すぎるのかもしれません。
逆に自信たっぷりという人は、それはそれでスゴイことです。
本文中に「会話は掛け合い」とあるのですが、会話が弾まないとき、いつも僕の話し方が悪いんだろうなぁ…と思ってしまっていましたが、どうやらそれだけが原因ではないの…かも(まぁそれが半分以上だとは思いますが)。
もっと楽に、所詮は(良くも悪くも)ダメ人間なんだから…、というくらいの気持ちで臨むべきかなと思いました。
Posted by ブクログ
会話のテクニック的な方法が沢山乗ってるけど、コミュ障な人向けのテクニックでは無かった。
コミュニケーション系の本によく書かれてる事ばかりで目新しいものはなかったけど、作者の方はなんとなく自己を反省しながら、日々向上しようと努力してる人なんだろうなってのは感じた。
安住アナウンサーのキャラ作りが上手い、誰かを真似して話の型を作れってコラムは面白かった。
Posted by ブクログ
車を運転している時はだいたい文化放送を流しています。最近、吉田照美さんの声を聞いていないですね。吉田照美さん「コミュ障だった僕が学んだ話し方」、2017.12発行。コミュ障を克服してアナウンサーになった著者の言葉。コミュニケーションの基本は「素直に思いを伝えること」。「話し上手」でなくていい。本当に思っていることを素直に出していけばいい。素直さが一番。本当にそう思います!
Posted by ブクログ
「しゃべり」もスポーツと同じ。練習して失敗し、原因分析して改善することでうまくなる。
これを知れたのが目から鱗だった。
「なんだ、最初からうまくこなせるわけではないのか」って。
逆に言えば「自分は話すの苦手だから(仕方ない)」って思ってたら何も変わらないってことよし、練習や試行錯誤、事前準備すれば改善できる。
「上手に話したい」っていう気持ちは根っこは「相手にわかりやすく伝えたい」「自分の話で相手を楽しませたい」があるわけで、そこを忘れないのが大事なのかなって思った。相手ありき、ってことを。
話の脱線が多くてそこがちょっと気になったけど、「話すこと」「コミュニケーション」のことを見つめ直せる1冊だった。