【感想・ネタバレ】獅子王子と運命の百合【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】のレビュー

李丘那岐 / 北沢きょう

神社の四男・喜祥は、神事に訪れていたアラビア半島の小国・シンラー王国の王子ラシードに突然「私の牝になれ」と言われる。喜祥は彼と同じ獅子族で、人間の男だが獅子族の牝でもある、と。さらに訝しむ喜祥の、本人も知らなかった「牝の穴」に指をねじ込み真実だと知らしめたラシードは、当然のように「種付け」しようとする。冗談じゃないと抵抗する喜祥に彼は、お願いされるまで抱かないと約束するが…。電子限定ショートストーリー、北沢きょう先生の口絵・挿絵も収録。

[μ · ★★★☆☆]

ライオンさん

かわいい。
俺様、変態王子様が、わざわざ日本にやって来て嫁をみつける。
最初は嫁というよりただの雌あつかいだけどｷｼｮｳの家族や周りの人たちにふれるうちに、王子も変わっていく。
国に無理やり連れて帰ったのに、本気で危ない！ってなったらためらいもなく日本に帰すとこがグッと来た。
でもへこたれない嫁でよかった。
迎えを待たず自らの帰って来る！
カッコ良い！
こういう、言いなりにならない男らしい受けちゃん好きです。

＃ハッピー ＃深い ＃カッコいい

[ブクログ · ★★★☆☆]

なんちゃってアラブで受けが男でありながら獅子族の牝という両性具有なシンデレラストーリー。こうゆう王子様に言い寄られる話って健気な受けが多いイメージなんだけど、喜祥は自分が牝であることは認めない！という強気で強情なじゃじゃ馬タイプで嫌いではないし、ラシードとのやり取りは面白かったのだけど好みではなかったかな。口が悪いのがなんとも…。でもラシードは最初は王族らしく傲慢な印象だったのに、喜祥に惹かれていく程にどんどん可愛く見えてきて萌えました。