あらすじ
長年にわたって「働くこと」について研究を続けてきた著者による仕事案内。働くことの意味、職業体験実習やインターンシップの実践法、会社での働き方について実例を交えながら具体的に解説する。将来の仕事について悩んでいる若者や社会に出ることに不安を感じている人のための働き方マニュアル。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
長年にわたって「働くこと」について研究してきた著者による仕事案内。
働くことの意味を考えながら、職業体験やインターンシップの実践法、職業資格の生かし方、正社員と非正社員の違い、マニュアルの意義など、働くための基本的な知識を解説します。
これから社会に出ていく若者のための働き方入門。
[ 目次 ]
第1章 働くって、生きるって?(働くってのは、まず「朝に起きること」と考えよう 進路は生き方で決めよう。生き方は理想を目標に。働きは理想に近づく手段 ほか)
第2章 働きの体験(ボランティアで働こう。ボランティアは生きた学習だ 中学生の「職業体験」―その学び方 ほか)
第3章 どこで、どんな職場で働くか(多世代が働いている元気な会社 自社を新しくし、社会変革にも力を尽くす ほか)
第4章 働き方の基本を考えよう(さあ、ともかく働いてみよう。まずは仕事を覚える 仕事は盗んで覚える ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
長年にわたって「働くこと」について研究してきた著者による仕事案内。働くことの意味を考えながら、職業体験やインターンシップの実践法、職業資格の生かし方、正社員と非正社員の違い、マニュアルの意義など、働くための基本的な知識を解説。これから社会に出ていく若者のための働き方入門。
充実した生活(スローワーク:働きすぎない)を送るための4法則は、「緩、素、笑、悠」である。
緩=生活の中にゆるやかな時間をもつこと(仕事に優先順にをつけ、効率を上げる)
素=自分の考えをしっかりともつこと
笑=笑顔でいること
悠=今の辛さ、厳しさの中で希望を失わないこと
社会貢献する仕事に意義をもってとりくんでいる人たちも少し紹介されてて、刺激を受けた。
Posted by ブクログ
働くとはどうゆう事なのか、働く事への気持ち構えを学ぶ事が出来た。自分は大学3年生なので、もうちょい早く読んどけば良かったなあと後悔。
正直ちょっと古く昭和の働き方哲学みたいな感じで、今のアメリカ風の働き方哲学とは違う。だけれども、これはこれでなかなか大切な気持ちの持ちようだと思った。きちんと挨拶をして相手から学ぶ姿勢を取り続ける。当たり前のことなんだけど、なかなか難しい。
岩波ジュニア特有なんだけど、毎回毎回1度は韓国植民地(併合)時代関連の話を入れてくるのは何でなんだ?
Posted by ブクログ
以前、中古を購入し、長らく本棚に飾ってあったものを読んだ。
著者の森清さん自身が紆余曲折の人生の末、大学の先生にまでなった人だ。苦労されているからだろうか、平易な語り口の中に、人格の光る言葉が埋め込まれている。
一番心に残ったのは、障害者への眼差しだ。
健常者は、働くことが生きることであり、仕事を通して創造し、社会に貢献する。しかし、障害者は生きていることそのものが働くことなのだ。
「健常者は障害者に働くこと、生きることを学ぶのがいい」
障害者から学ぶ姿勢。そこにしか障害者差別をなくす道はない。
森清氏は2018年1月に亡くなった。
Posted by ブクログ
1つ1つのメッセージに頑張る勇気をもらえるような書。
・時代がどう変わっていくかを見抜く力を持つ
・働くところの不正と戦う
・状況を改善していく努力
・どうであろうと、どうなろうとぼくは、私は生き延びると覚悟してその力を養っておくこと
・それには1つの専門能力の基礎と応用しやすい基本的な働き方を身につける
社会人四年目を終える私にとって復習のようだった。
いつでもご機嫌、いつでも笑顔は心がけたい。
これからフリーで働くのであれば、何でも引き受けて働く、生きていくという覚悟を持つ。
やる気は充実している。
Posted by ブクログ
じいちゃんが孫に向けて思いを書いたみたいな「念」を感じる本。内容もなかなかに充実している。こういう老人の話には力がある。
いちばん心に残ったのは「働くとは朝に起きること」みたいな内容のとこ。もちろんそうじゃない人もいるけど、多くの務め人にとっては「なるほど」なんじゃないかな。
Posted by ブクログ
働くってのはまず朝起きること、と定義してみる。その理由を読むだけでも価値ある一冊。15歳以上の若者(あるいはもっと若くても良いかも)に読んでほしい。あるいは、そばの大人が口頭で教えてあげて欲しい。