【感想・ネタバレ】R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室(新潮文庫nex)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

古野まほろさんの文体は合う合わないがめちゃくちゃに分かれるので本当に難しいところですが、私は好きです。
毎回初見では全部理解しきれないので、今回も3回、4回読みました。
「セーラー服」シリーズのようにキャラがかなり立っているから、立ち絵が是非欲しいなと思ったところ...。文字のみでの区別が、毎回巻頭のキャラ紹介を見ないと消化しきれませんでした。
最後の辺りのバラの描写がものすごく綺麗で好きです。
戦闘シーンの描写もスピード感を感じさせるのに俗っぽくなく、全て「古野まほろ」の言葉で書かれているからなかなか面白いです。常人にはできない言葉遣いが多分この人の売りなんだろうな。
古野さんを読み始めて10年ほど経ちますが、いつも最初は警察小説とか純粋なミステリに見せて最後らへんに「実は人間じゃないです」「実はとんでもなかったです」系のネタバレがバンバンくるから、それがしんどい人は読めないかも。
私はこれが気持ちよくて読んでいます。

0
2022年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

献本プレゼント企画でいただきました。
政官業巨大疑獄と謎のデータテロリスト<ワスレナグサ>に立ち向かう、総理直轄の特殊捜査犯<サッチョウローズ>が活躍する話。
時は、東京オリンピックのあと<厄災>が起きた日本。東京は湖になり、中京都という場所に首都が移された。
「悠久を生きる特殊少女×警察」っていう新しいタイプの話だった。最初は読みにくいな…って思ったけど最期まで読むと話が繋がってきて、
アニメとかにしたら受けるような感じがした。

0
2018年10月11日

「男性向けライトノベル」ランキング