【感想・ネタバレ】一線を越えられた女～お前だけ幸せになるなんて違うだろっ！～のレビュー

上野すばる

「絶対に…地獄に突き落としてやるっ！！」

代議士の妻である瀬戸ルミ子は政治家である夫のため、20年間、献身的に尽くしてきた。
嫁として、妻として、母として…。
―私ほど完璧な女のはいない―
そう思っていた彼女だったが、夫のスーツから見つけた見慣れぬハンカチをによって、信頼は疑念へと変わっていく。
そして密かに尾行した先で見たものは、愛する夫と若い秘書の不貞の現場で…！？

一線を越えられた女の壮絶な復讐劇！

※本作は「家庭サスペンス」（2017年10月号）に掲載されていた作品を電配信用に再編集したものです。

[カムカム · ★★★☆☆]

トコトン一生懸命

きっちりとして仕事も完璧な奥さんが、旦那よりも仕事が出来た。
でも旦那には息が詰まる生活だったため、癒しを求め別の女性へ…。
奥さんはトントンと出世し、夫にとってかわるが…。
一生懸命にやって来たのに何が悪かったのでしょう？
あまりトコトン突き詰めるのも行き過ぎだ、ということでしょうか？
どちらが幸せか、ということでしょうか。