あらすじ
「いじめ」を脳科学する。
「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でも「パワハラ」「セクハラ」などの事件が後を絶ちません。しかし、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能”による行為ゆえ、なくすことはできない」と、著者である脳科学者・中野信子氏は言います。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するためには得策です。本書では、子どもの仲間はずれやシカト、大人のパワハラ・セクハラなど、世代を問わない「いじめ」に関して、その回避策を脳科学の観点から説いていきます。
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Posted by ブクログ
いじめって、大昔人間が生き残るために必要だった本能なんだよ。食べたい、眠たいっていうのも、いじめたくなっちゃうのも、大昔から生き残るために必要だったんだよ。
でも今は「人権」がある。人には幸せに生きる権利があって、それを侵すことは誰にもできない。だからいじめてはいけない。
でも人の心は大昔のまま変わっていないから、どうしてもいじめたくなっちゃう。だからいじめをなくすってのは、その本能との戦いなんだよ。いじめたい心を自分の力で押しつぶさなきゃいけないんだよ。
Posted by ブクログ
いじめが起きやすいのは6〜11月で
過激化しやすいのは小学校高学年から中学生くらい。
ドーパミンとアドレナリン、オキシトシンの作用でいじめが起こる。分かりやすかった。
流動性を良くすればいじめは軽減されるという話は色んなところで聞くけど組み込まれるのはいつになるんだろう。なかなか管理するのが大変そうだからな…
妬みを感じやすいのは男性である話は納得した。ずっとそうだと思ってた。
メタ認知を高めて60%の間柄になると良いらしい。割と距離があるな。自分を斜め上から見れるといいな。
誠意とは男にとって正直、女にとって話をよく聞く
どっちも大事じゃん!