【感想・ネタバレ】国王陛下の逃げた花嫁のレビュー

白金あろは / kuren / キム・ローレンス

私の指で、口で、感じてみろ
オレ様国王の強引ラブ

「本当に嫌なら、私を突き飛ばして逃げてみよ」王宮に刺繍師として勤めることになった没落令嬢のアメリアは、寝室に忍んできたと勘違いされ、国王アウロに襲われる。誤解は解け、王の婚礼衣装を刺繍することに。何度も呼び出されては執拗に求められ、拒めず初めての快楽に蕩けてしまうアメリア。身分違いで婚約者もいるアウロへの想いに苦しむが……。

[ブクログ · ★★★★☆]

とても読みやすかったです。
どこかで読んだことがあるような気がしたのは、ハーレクインが原作だったからかもしれません。
ちょっと俺様で強引な国王と、慎ましやかで優しくて無垢なヒロインはお似合いです。

強引な国王といっても、常にヒロインに対する気遣いは忘れないし、そこまでではありません。
読後感も良いのですが、全体的にストーリーに起伏が乏しく平坦な印象を受けるのが残念です。
工房の責任者カレンの正体が実は皇太后かも、、、なんて、とんでもない妄想（予想）をしていた私。
これは外れて当たり前でした―笑