【感想・ネタバレ】差配さんのレビュー

あらすじ

江戸時代にもさまざまな悩みごとがありました。
ですが江戸庶民と猫の暮らしを通して見えてくるのは人や動物たちの「あたたかさ」だったのです。
江戸の市井に生きるものたちが抱える悩みを機転を利かせて解決するのは何を隠そう、この「差配さん」です!(注:人ではなくて、猫なんです)

★珠玉の8編を収録!
【差配さん】【川のほとりで…】【乙女の祈り】【初夏のできごと】【約束】【雨後の晴色】【灯-ともしび-】【旱-ひでり-】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人間と猫がはじめは同じ姿で描かれていて、途中から猫が猫の姿になるというのが斬新。二話目は一瞬「猫が心中!?」と思うところだった。
江戸を舞台にした人情話なのだが、猫目線なのがいい。差配さんのさりげなさは、個人的には遠藤平蔵より好きだ。
人間は浮世絵風、猫も特別可愛く描いてあるわけではないが、魅力的。画力は確かで線もスッキリしていて見やすい。

猫好きなら、この猫が人間だったらどんな人か考えたことがあると思うが、こういう漫画にできるとは考えたことがなかった。

うちの猫もこの物語の中に生きていたらどんな着物を着て、どんな姿に描かれただろうと想像した。それ考えるとオバチャンのキャラクターがいても良かったな。

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2017年10月26日

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