【感想・ネタバレ】孤舟のレビュー

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定年退職した威一郎の生活を描いた小説。定年後、家にずっといるので妻とうまくいかず、出て行かれてしまう。その間にデートクラブの女性と知り合い、少しは気が紛らわせ、自分のことを自分でできるようにもなった。妻が戻ってくるといなくなった間に自分が変わったことに気づかされ、今後の生活を見直すことになる。

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2019年01月19日

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最近、自分の老後のことが心配になり、そのジャンルの小説を選ぶことが多くなった気がする。この小説の主人公の威一郎は、60歳で定年後もあいかわらず家で妻を顎で使っていたため、妻からあいそをつかされてしまう。
確かに今まで毎日仕事をしていた人生だったのだから、趣味を見つけろと言われても戸惑うことは予想できる。ややネタバレになるが、主人公が妻の負担を軽くするためにちらし寿司を作るが、洗い物の山を残してしまい、妻に怒られる場面がある。
悪気がないのはわかるが、女性目線で見ればやはり迷惑千万である。
うちの家族もカレーを作ってくれたはいいが、コンロが吹きこぼれでこげついていたことがあった。まさしくそれである。
細かい描写で笑える場面があって面白かった。

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2020年03月23日

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第一線で戦ってきたサラリーマン戦士の定年退職後の悲しいドラマ
妻との会話が定年前でもあるあるすぐて切ないw
上手な歳のとり方をしたいものだと思う
まぁ、今時のサラリーマンは会社よりも家庭に傾倒しているのでこの小説のような物語は生まれてこないだろうけど
定年退職以前に早期離婚のが問題だ
熟年離婚まで持たないんだから時代は変わった

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2018年08月10日

Posted by ブクログ

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評価は3.

内容(BOOKデーターベース)
大手広告代理店の上席常務執行役員まで務めた大谷威一郎。関連会社の社長ポストを蹴って定年退職した。バラ色の第二の人生を思い描いていたが、待ち受けていたのは夫婦関係と親子関係の危機。そして大きな孤独だった。犬のコタロウが側にいるだけのさみしい日々がつづく。人生最大の転機を迎え、威一郎の孤軍奮闘が始まる。定年退職後、いかに生きるかという一大社会問題に肉迫した異色の傑作長編。

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2017年12月08日

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