感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
定年退職した威一郎の生活を描いた小説。定年後、家にずっといるので妻とうまくいかず、出て行かれてしまう。その間にデートクラブの女性と知り合い、少しは気が紛らわせ、自分のことを自分でできるようにもなった。妻が戻ってくるといなくなった間に自分が変わったことに気づかされ、今後の生活を見直すことになる。
Posted by ブクログ
最近、自分の老後のことが心配になり、そのジャンルの小説を選ぶことが多くなった気がする。この小説の主人公の威一郎は、60歳で定年後もあいかわらず家で妻を顎で使っていたため、妻からあいそをつかされてしまう。
確かに今まで毎日仕事をしていた人生だったのだから、趣味を見つけろと言われても戸惑うことは予想できる。ややネタバレになるが、主人公が妻の負担を軽くするためにちらし寿司を作るが、洗い物の山を残してしまい、妻に怒られる場面がある。
悪気がないのはわかるが、女性目線で見ればやはり迷惑千万である。
うちの家族もカレーを作ってくれたはいいが、コンロが吹きこぼれでこげついていたことがあった。まさしくそれである。
細かい描写で笑える場面があって面白かった。
Posted by ブクログ
第一線で戦ってきたサラリーマン戦士の定年退職後の悲しいドラマ
妻との会話が定年前でもあるあるすぐて切ないw
上手な歳のとり方をしたいものだと思う
まぁ、今時のサラリーマンは会社よりも家庭に傾倒しているのでこの小説のような物語は生まれてこないだろうけど
定年退職以前に早期離婚のが問題だ
熟年離婚まで持たないんだから時代は変わった