【感想・ネタバレ】異世界コンサル株式会社のレビュー

ダイスケ

「小説家になろう! 」で部門別ランキング第1位! (その他部門の総合評価にて)
異世界に転生した冒険者の視点から、経営のコツとビジネススキルが学べる、異色のビジネスライトノベル。

「もう、冒険者やめたほうがいいんじゃないですか?」膝のけがをきっかけに、仲間から解雇通告を受け、パーティーを解雇になった、30歳手前の転移者、ケンジ。現世では経営コンサルタントとして活躍していたケンジはこれをきっかけに、冒険者を支援する「コンサルタント」として生きていくことになる。ケンジに思いを寄せる赤毛のアーチャー・サラ、「剣牙の兵団」の美麗なる団長・ジルボアらと出会いの中で、ケンジは現世で培ったビジネススキルを駆使しながら、出世を果たしていく。そして、あるとき「冒険者のための靴」の開発を決意し、起業するのだが――。中世テイストのファンタジーストーリーの中で、わかりやすく自然にビジネスハウツーも学べる、異色のビジネスライトノベル。

[トットリ · ★★★★★]

視点が面白い

異世界物にしては主人公が強くないのがいい。

[ブクログ · ★★★★☆]

家族が「仕事の絡みで参考になれば」と借りた小説。
『異世界』に転生したコンサルタントが、冒険者のサポートから靴の開発運営までと、事業の立ち上げから一貫したフローで解説とともに物語が進んでいく内容。

こういった事業展開に関する実用書は本屋で見かけるのだけど、どれも小難しかったり想像できないものが多いが、物語として読み進めると理解度が深まった。

最後は売却という形になるが、個人的に最後の展開に少々違和感があった…。