【感想・ネタバレ】世界のまんなかで笑うキミへのレビュー

相沢ちせ

高2の美術部員・理央は、絵画コンクールで賞を逃して以来、スランプに陥っていた。ある日、学年の人気者・颯の存在を知り、二人は絵を通して距離を縮める。颯がもうすぐ転校することを知った理央は、彼がここにいたことを残すため、彼のいる風景を描いていくが、一向に抜けないスランプと、颯といることで度々抱く違和感に悩む。そんな折、ふと、颯と数年前に会っていた記憶が甦って――。颯の本当の姿とは…。秘密が明らかになるラストは感涙必至！

[ブクログ · ★★★★☆]

3.7
なかなか面白かった。
最近若者向けの本をよく読んでいます。
深さはないけど、瑞々しさや光に溢れている作品が多いと思います。
捻りのある作品が好きな方には物足りないとは思いますが。
これはこれで作品として作者の想いが詰まっている気がします。
仕事を頑張っていく元気を貰えました。