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Posted by ブクログ
仕事がデキる人の資料作成のキホン
著:永田 豊志
「資料」が広がっている時間は、1日の中でかなりの割合を占めている。そういった意味では、「資料を制する者、仕事を制する」と言える。資料作りがうまくなると、人生の勝ち組になれる、と言っても大げさではない。
本書は以下の3つのステップで、仕事のスキルの中でももっとも重要な1つである「読み手にとって、わかりやすく、魅力的な資料作り」のできる「幹」の能力を作りあげる。
①資料の目的、ゴールを考える
②読み手の視点に立つ
③読み手と目的に合わせたわかりやすい紙面作り
構成は以下の6章から成る。
①作り込んでも内容のない資料が9割
②まずおさえたい資料作成のキホン
③「何を入れるか」をとことん練ろう
④説得力が10倍アップする「見せ方」
⑤ワード、パワポでいざ作ってみよう
⑥ここで差がつく!プレゼン
最高の資料作成術を用いて資料作成の基本から応用までを紹介してくれている本書。シンプルであるものの奥が深い。本書のメソッドが体現された素晴らしい一冊。
資料の目的は行動を促すこと。その行動と直結するような説明はすぐに使いたくなるメソッドと基礎的な考えが目白押しとなっている。考え方情報の集め方、捉え方、そして資料の作り方、それを伝えるためのプレゼン等、惜しげもなく披露されている。
難しいことを簡単にややこしいことをシンプルに。
サクサク読めて、かといってライトではなく、じんわりと脳みそに染みわたる知識を感じる。
Posted by ブクログ
「定点観測」の著者さんなので、読んでみました。
この手の本は限りなくあるので、「本当のキホン」がどこまでの範囲なのかは分かりにくいです。
でも、役にたつことが読みやすく書いてあることは間違いありません。
テンプレートよりも汎用的で、実際に資料をつくるときに手元でみながら練習するのによさそうです。