【感想・ネタバレ】二階から先生のレビュー

柴

親が大家をしているアパートに同じ学校の教師である佐倉が入居し、最初は面倒くさいと思っていた高校生の沖田。たいして付き合いもないだろうと思っていたが、不思議と顔を合わせる機会が多くなる。話してみると先生は犬好きで沖田家の飼い犬、タロを目当てに住む事を決めたという。それ以降、二人でタロの散歩に行く日が増えるがある日、沖田は先生が彼女ともめている場面に遭遇してしまう。その時の意外な一面をみてからというもの、なぜか先生の事が気になってしまい……。

[たまやん · ★★★★★]

可愛い二人

年下攻め好きの私にとっては、とても楽しめた作品でした。
高校生の攻めはなんでもそつなくこなせるタイプ。なので序盤はちょっと冷めてるようにも見えていたけれども、受けの先生に恋をするようになって、その気持ちを自覚すると、直球勝負で先生にぶつかって行きます。年下らしいガツガツさもありつつ、先生と交わした約束をきちんと守り自身の欲望にブレーキをかけられるところは魅力的で、先生が教え子であるこの攻めを好きになってしまうというのも納得。最終的には、序盤の少しかったるそうな雰囲気が嘘のように、攻めは歯の浮くようなセリフを言うようにもなるし、先生も可愛いしで、可愛いカップルとしてとても萌えさせていただきました。

[ブクログ · ★★★★☆]

一冊丸ごと表題。アパート大家の息子で生徒×高校教師。同居ではないですがひとつ屋根の下モノです。
ペットをちゃんと大切にしている男子高校生の攻めが好感触。柴犬のタロくん可愛いv二人のキューピッドでした。
ノンケ同士のはずだけど恋が始まったのには、ややエピソードが足りない気もしますが、真面目な受けと実は芯のある攻めというキャラがどちらも魅力的でした。