あらすじ
ノーベル化学賞が決まった吉野彰さんが小学4年生のときに出会い、「化学への興味を持つ原点」となった運命の1冊。
2016年にも、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典さんが子どものころに読み、科学者を志すきっかけになった本として注目されていたファラデーの『ロウソクの科学』を小学生向けにわかりやすくした角川つばさ文庫版!
「燃えたロウソクは、どこへ消えたの?」
「水と氷って、どっちが重いの?」
「さかさまにしたコップの水が落ちないのは、どうして?」
1本のロウソクを使ったたのしい実験で、身のまわりのふしぎを学ぼう!
科学者のファラデーが子どもたちに見せた24の実験をイラストと物語でやさしく教えるよ!
読めばだれでも理科がわかる・科学を好きになる!
たのしくておもしろい、理科実験の入門書!【小学中級から ★★】
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Posted by ブクログ
ファラデーは19世紀の物理学者で、電磁回転の原理と電磁誘導の発見、電気分解の法則の発見、半導体の発見など、科学界の巨人。
子供向けに、溶けたロウソクはどうなるの?ロウソクはどうして燃えるの?燃えたロウソクはどこにいったの?ロウソクはどうしてまぶしいの?空気の中身とは?なぜロウソクの火が消えるのは?そういうテーマをいろいろとりあげる。
水素の炎から水をつくる賢者の灯火とか、電池を使って自ら気体をつくりだすとか、化学における実験と観測がロウソクを使うことで沢山可能なことを紹介しており、子供の自由研究にはピッタリでは。ただ読む本ではなく実験してこそ価値ある本。