あらすじ
見知らぬオヤジに脅されたリア充大学生。「お前みたいな人種が大っ嫌いだ!キサマは死ぬ運命だ」と、被害妄想丸出しのオヤジ。この場を逃げきるために 最期に楽しいコトしようぜ! と苦し紛れの極論で セ ッ ク ス を提案すると興味があるのか途惑いながらも自ら服を脱ぎ出す童貞オヤジ…! そして、だんだん、悶えるオヤジの顔が可愛く見えてきて!? 「おかえり! 白飯があと30分かかるからエッチしよっか」「はやく逃げだせばいいんだ…君なんて」軟禁生活で芽生える愛はあるのか!? 唯一無二の木村ヒデサト ネ申 作品5編を収録!!
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Posted by ブクログ
首絞め、二重人格(よくわからなかった)、お互い告っちゃってごめんなさいvs誘っちゃってごめんなさい、ネッシー、次第に共依存?
四つんばいでサッカーする人型ロボットが可愛すぎてすごく笑った。
これすごく好き。マリアボーイそんなに好きではなかったけれどこっちはアクの強い舞台のような展開で楽しかったです
Posted by ブクログ
好き嫌いがかなり分かれる作品だとは思いますが、私にはかなりツボでした。
ハッピーセックス‼︎‼︎で終わる作品も好きなんですが、「何だか物足りないなあ」と思うひねくれた感性をお持ちの方にはたまらないんじゃないかと思います。
真っ当な形ではないけれど愛が一応ある(一部除く)作品でありながら、その展開が頭をぶっ叩かれるようなガツンと衝撃的なものなので、後味悪い中にも味わいがありました。愛し方は人それぞれ、をまさに体現してますね。
個人的には愛もへったくれもなかったUMA話が背筋がゾクゾクして最高に興奮しましたが、表題作と並ぶかそれ以上に一番評価が割れるお話だろうな、と思います。
絵のほうですが、エロとろのほうを読んでいたので白抜き修正が見事にかかっていたのがすごくもどかしかったです。仕方ないことではあるんですけどね!やっぱりアレがあってこそと思うんです!穴の描写とか下の毛の描写がされてるのがいいなあと思っていたので、なおさらに口惜しかったです...。
それにしても余りあるほどのエロいトロ顔が救いでした。
表紙からして読むのに勇気がいるとは思いますが、新しいBLの局面を知るつもりで是非トライしてほしいです。
ぶっ飛んでる
かなり暗い方向にぶっ飛んでいて、人を選ぶと思います。私は雑誌で読んだ作品が衝撃的で忘れられなくて、他の漫画も読んでみたくなり、コミックスを買いました。かなりクセ強めですが、以外と後味は悪くないです。
Posted by ブクログ
うわぁぁぁ奇才現る。(私の中で)
一つ目は首しめ
二つ目は多重人格
三つ目はまぁふつう、
四つ目が一番かわいそうで、幻覚っていうのかな、
虚言癖だと周りから嘘つき呼ばわりされている子が実は大人からいたずらされていて現実を忘れるためにUMAのせいにしてたってお話。
衝撃的でかわいそうでもー…
ラストもゾワゾワ…
五つ目もぶっとんでるんだけど、
どのはなしも夢か現実かわからなくなる~~
不思議な世界観…
Posted by ブクログ
初・木村ヒデサト先生。
他の作品はわかりませんが、この一冊は『BL』というか…、『BL』を舞台にした❝世にも奇妙な物語❞を読んでる気持ちになります。
物語が進むにつれて、「え?こーゆー意味だったの?」「あれ?これって現実?妄想??」的な展開がちらほら。
絵面もショッキングなものがあったりして(しかも突然だから背筋凍る!)、心がざわざわする短編集です。
私は好きだけど、まあ人にはおススメしづらいなw
Posted by ブクログ
痛い系を好んで描く人は、痛い経験を追体験することで消化しようとしているかもしれないし、自分の身に起きたら耐えられるんだろうかと考えずにいられないからかもしれないし、そんな経験をした人はどう折り合って生きているのだろうと思わずにいられないからかもしれないし、単にMかSかもしれない。もしくは単純に性的な意味合いで痛い行為が好きなのかもしれないので、この作者はどれだろう、って考えた時に一つ目、二つ目、三つ目くらいの「描く動機」があるんじゃないかな、と思う人のものは読みたいが、単純に性的嗜好であるとなると、それが透けて見えてはいかんジャンルではあるよな、痛い系。赤裸々に実体験を表現するのを売りにするノンフィクション作家と自称してない場合、フィクションを生み出す当人の性的嗜好なんて覗き見たいとは思わないからなぁ。本来の性的嗜好は秘してなんぼ、って思うし。『マリアボーイ』の衝撃以降、どうしても読みたくなる作家さんだが、この方はどれに当てはまってるんだろうなぁ。
収録『鹿島くんの知らない日常』好きだなー、鹿島の全人格分の話を描いてくれないかなぁ…『マリアボーイ』からハマってしまったけど、すっげぇ怖いのに楽観的な部分もあり、この塩梅が絶妙。当事者同士が幸せならいいか、と言う気持ちになる。癒えない内に次の傷が重なりじくじく膿んでいる感覚が生理的にダメな人はしんどいだろうな、と思うんだが、じっとり湿っているようでいながら当事者同士はそんな凹んでない感じがいい。小学生の頃、近所の浄水路で学校帰り裸足になって遊んでた感じ。どぶ川でしかないけど、裸足なら靴汚れないからいいか、足洗えばいいか、とか思ってる感覚、と言うか。どえらい汚い所に足ツッコんでるんだけど、楽しいし、親にバレない様に靴を汚さなければ問題ない、って思ってる感じと言うか。例えが難しいが、汚い処に在りながらも、これくらいなら平気、死なない、と勝手に思い込んでる感覚、的な。どんなに汚い公衆トイレでも、下している時は「漏らすよりはマシだろう!!」と不潔恐怖症に目を瞑れる自分との駆け引きとでも言うか。便座には腰下ろさなければ大丈夫だろう、的な。この作家さんは不潔萌えがある気がする…不潔萌えはス〇トロとは違うからなぁ、ニュアンス出すのは難しいだろうと思うんだよなぁ。誤解されるかもしれんし。
『未確認の証明』はかなり痛い。似た位置にいるのがはらださんの『ひきずる音』だろう。
表題作の『おれ、被害者』はARUKUさんの『琥珀の月』を彷彿とさせる。
つまり、非常に好みの作品を描かれる作家さん、と言う事だ。本作に収められているどの作品も非常に好きだ!!
Posted by ブクログ
☆3.5
短編集なんだけど、どの作品もびっくりするようなオチで、かなり問題あるキャラで設定も暗いのに、なんか作品にただよう雰囲気がそこまで暗くなくて面白かった。
いや、未確認の証明だけは、暗いというか重かったけど。
電子DMM 白抜き
驚かされるけど
ショッキングな場面も時々あります。
でも驚いたあと、傷つくような描き方じゃないから好きです。
癖になります。おれ、被害者が一番性癖にキました。よだれがたれている口元がうまいと思う。
うっかり作者さんの漫画全部買ってみてしまった。どれもいいです。
多重人格の作品も一言以外は全部理解できたので面白くなりました。一回目に読んだときは、は?っていう話でしたが。
BL漫画を多読している方におすすめです。
Posted by ブクログ
前作(マリアボーイ)が結構好みで、これも買ってみたのですが異色だらけの短編集でしたね…。
嘔吐・絞首プレイ・児童虐待・DV(?)・多重人格(?)・軟禁とまあアブノーマルのオンパレードです。ヤンデレとかそういう次元じゃないような…笑
1番安心して読めたのは「昨日の話と今日の話」。
p.160はページめくった瞬間にびっくりしすぎて心臓止まるかと思いました。私だけ?!
こういった特殊プレイがお好きな方もいらっしゃると思いますが、いかんせん暴力的な内容が多いので、読む人を選ぶと思います…。
どんだけヤバい内容なのかと思ったら、ハピエン、笑いありの一風変わったお話という感じでした。はらだ先生の「毒とセックス」のような過激な描写を想像していたので、拍子抜けしました。
「喜びの先鋒」
ちょこーっとSとMの気がある2人ってだけで、明るいラブストーリー。
「鹿島君の知らない日常」
多重人格の主人公が気付いたらエッチしてる状況にひたすら混乱。最後には自己解析して楽観的な方向にまとめてる。
「昨日の話と今日な話」
普通の明るいラブストーリー。
「未確認の証明」
この作品中唯一ハピエンもギャグ要素もない。最後のオチ、未確認生物の正体には、そういう事だったのか!と感心してしまった。この後ソラ君とどういう関係になっていくのか気になるところ。
「俺、被害者」
この話が読みたいだけで購入しただけあって、1番好きなお話。年下男子に依存してエロ可愛くなっちゃうヘタレおじさん好きです。ラストは一瞬切なくなりかけた所で、なーんだ、良かったねってなります。あくまで私の解釈の場合ですが。
Posted by ブクログ
いや不死身かよっていうオチ(笑)シリアスだけど深く読まないのが一番。世にも不思議ってる。
うーん面白かったけどやっぱりギャグの感覚が微妙なんだな…。
Posted by ブクログ
「マリアボーイ」が良かったのでちょっと期待値が高すぎたかも…
5組の残念な性的被害者の方々が登場する短編集です。
「喜びの先鋒」は汚部屋男をほっとけなくて彼の部屋を掃除するうちに身体の関係もできちゃって…という超リアルな日常を描いた話。
汚部屋とかゲロとかまでは笑えたけど、あの首絞めHは私的に刺激がありすぎて萌えませんでした…
あれ?萌えたら負けの話???
「鹿島くんの知らない日常」は多重人格の話。怖かったです…www
108も人格があるなんて、無自覚とはいえほんとに大変そうです。不覚にも笑ってしまいました。発想が面白かったです。
「昨日の話と今日の話」は会社の先輩と後輩。
これはとっても笑えて胸キュンな話でした。ケツから鮮ケツって引くけど、よくよく読んでみると笑いが止まりません…
記憶が無いと混乱するよね。攻めたのか受けたのかもわからない重度の混乱ぶりww
「未確認の証明」は、ほのぼの学園ものかと見せてとんでもなくえろ怖い展開でした…
純真無垢な少年の未知との遭遇…かわいい話と期待した自分がアホでしたww
「おれ、被害者」は以前アンソロで読んでドン引いた話。相変わらずドン引きました…
好き嫌いが分かれそうな1冊。