あらすじ
最新ITキーワード解説書として大人気の「60分でわかる」シリーズ,機械学習とディープラーニングの解説書です。機械学習は難解な技術と思われがちですが,今やすべてのビジネスの効率化に理解が欠かせません。本書ではその基礎から最新知識までを幅広く解説します。機械学習の歴史や活用事例をはじめ,機械学習を支える技術,中小企業や個人でも実現できるビジネス活用のヒントなどをわかりやすく解説します。ビジネスパーソンが知っておきたい機械学習のすべてが,この一冊でわかります!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「機械学習」「ディープラーニング」「教師データ」などよく交わされ、知ってるつもりの単語も実は体系的に理解できていない・・・そんな人にお薦めの実用書です。
AI(Artificial Intelligence:人工知能)の学習手法の一つである機械学習を、その歴史や仕組み、機械学習の種類、活用例、データの重要性、過学習のワナ、次元の呪いなどが技術者でなくてもわかりやすくまとめられています。
見開きの左側に説明文、右側側に図が掲載されているため、図を見て効率的な復習も出来そうです。
巻末に注目企業リストが掲載されている点も興味深いです。
60分では読み終えるのは難しいですが、お薦めの一冊です。
Posted by ブクログ
Wordsメモ
ディープラーニング、AI、ビッグデータ、強化学習、文字/画像/音声認識、AlphaGo、
Tipsメモ
・神経回路網的最初のモデルが形式ニューロン
→2層にしたのがパーセプトロン
→ニューラルネットワークを多層化したのがディープラーニング
・機会学習のためにはとにかく多くのデータが必要
・強化学習⇒うまくいったという報酬を学習
・翻訳、渋滞緩和、防犯などで期待、遠い将来では教師・弁護士・秘書等に
Posted by ブクログ
機械学習のお勉強。
AIは、大きく分けると「汎用型人工知能」と「特化型人口知能」の2つに分類することができます。…特化型人工知能は、過去のデータの蓄積から学習し、特定の分野の問題解決や作業を独自に行うことができる人工知能です。…
そして機械学習は、特定の事象のデータを解析して、その中から特徴やルールを学習し、判断や予測を行うテクノロジーであり、特化型人工知能の一つのカテゴリであるといえます。
機械学習は、主に以下のような目的で利用されます。1つ目は、データを分類すること。…2つ目は、見つけ出したルールから未来を予測すること。…3つ目は、データの最適化。…4つ目は、対象を認識すること。
「強化学習」は、教師あり学習とも教師なし学習とも異なるアプローチを取った、今もっとも注目すべき機械学習の手法です。強化学習は、どのような行動を取れば最大の「報酬」が得られるかを、コンピュータが試行錯誤しながら学んでいくことで最適な判断に到達します。
「教師あり学習」では、正解ラベルの付いた大量のデータを用意してコンピュータに学習させますが、そのデータを意する作業は非常に大変です。そこで、機械学習の学習効率を高める手法として、「能動学習(アクティブラーニング)」という手法が注目されるようになりました。
能動学習では、コンピュータが正解ラベルなしのデータの中から「どのデータに正解ラベルを付けたら認識率が上がるか」を判断し、人間がラベル付けを行います。