【感想・ネタバレ】花落としのいつかのレビュー

浅見ヒッポ

「花人（はなびと）」――。まれに存在する、身体に花を咲かせる体質の人間。「花落とし」――。体に花を咲かせた人間が、花を舞い落としながら歩く様子から生まれた、いにしえより伝わる言葉。花人はごくふつうの人間たちと交じり合い、ごくふつうの日常を送っている。「花守（はなもり）」として花人の診療を行う鳴沢医院には、さまざまな事情を抱えた花人とその関係者が訪れ、やがて去っていく……。人が心の奥に仕舞っている闇と光を描き出す、残酷で優しい三編のオムニバスストーリー。Webで人気の大型新人漫画家、鮮烈の商業デビュー！

[ブクログ · ★★★★☆]

『花人』
稀に存在する、身体に花を咲かせる体質の人々。
そして、彼女らの診察をする医者『花守』。

鳴沢医師の元には、様々な事情を抱えた花人たちが訪れる。

スイートピー　門出
サルビア　　　燃える思い
赤椿　　　　　気取らない美しさ
白椿　　　　　完全な美しさ

最後の花言葉か、ストーリーにピッタリですね。
不思議で、ちょっぴり切ない物語です。