【感想・ネタバレ】通も知らない驚きのネタ!鉄道の雑学大全のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年04月25日

鉄道にまつわる雑学は次から次へとあふれ出てくる。今回の本でも知らなかったことがたくさんありビックリの連続だ。





来月になると大学共通テストがあるので、今が追い込みの時期という受験生がたくさんいる。そんな受験生がすがりたくなるのが、ご利益だ。神社仏閣に参拝するのは一般的だが、駅名にもありがたい...続きを読む名前の駅があり、受験生に人気だ。




JR四国徳島線の学(がく)駅だ。珍しい名前だが、由来をひもとくと、この駅近くに徳の高い僧がいて、その方に教えを乞いたいと人々が集まったことによる。




ポイントは、学駅の入場券には、「入」と「学」が印字され「入学」に合体することだ。思わぬところから人気が出るなあ。






今では、インターネットや郵送でも買える。入場券5セットを、語呂合わせで「御入学切符」として発売している。お守り袋もついてくるというから商売上手だな。





たまに電車のダイヤの乱れに遭遇することがある。原因は、踏切内に人が侵入、酔っ払って線路に落ちた、自ら人生の旅立ち、痴漢を疑われてパニックになり線路内に下りて逃亡、乗客同士のトラブルなどいろいろある。




そのダイヤの乱れを動やって復旧させているのか。「運転整理」という一時的にダイヤを変えて、列車運行を回復させる、運行する電車の順番を変えることはよくある。




ダイヤの乱れを吸収できるように「余裕時分」という時間を組んでいた。驚いたことに、日本の鉄道の運転士は、少しぐらいの故障ならば、自分で応急処置できる技術を持っていた。大変だな。





東京メトロ半蔵門線は、渋谷〜押上を結ぶ。この半蔵門線の九段下〜神保町の区間で珍しい工事を行った。「凍結工法」と言って、地下の土を完全に凍らせてから、カチカチになった土を掘る。まさかのカッチカッチヤデだった。





駅舎も全国様々だが、神奈川県藤沢市にある小田急電鉄江ノ島線の片瀬江ノ島駅もユニークだ。1929年の開業で、まるで竜宮城にような駅舎だ。開業当時からなのかと思ったら、オダキュウ本社に当時の記録がないので分からない。




ハッキリしているのは、6ヶ月間だけの仮駅舎として建てられたものだった。仮がそのまま使われる経緯が知りたいなあ。




鉄道を巡る雑学には終わりがない。興味深いことがたくさんあるなあ。

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